人との出会いが2018年を豊かにしてくれた
2018年、本当に実りの多い1年でした。
毎年、「今年もたくさん良いことがありました」と書いている気もするけれど、2018年は、心の底から良い一年だったと言える。
個人事業主としてすべて自分の責任で仕事をするようになって6年。正社員という働き方を辞めてアロマを仕事にして10年が経とうとしていますが、こんなに充実した1年を送ったのは初めてです。
2018年は間違いなく”かおりと”が中心にあって、それをきっかけにいろんな出会いがあった1年でした。
そして、人との出会いが、こんなにも仕事を、人生を豊かにしてくれるんだと知ることのできた貴重な時間の連続でした。
向き合ってくれた方に、引っ張り上げてくれた方に、ダメをダメと言ってくれた方に、前を向く勇気をくれた方に、感謝でいっぱいです。
本当に本当にありがとう。
1年間のこと
2017年の秋からしばらくは本当にしんどい時期で、何かやっていないと本当にダメになってしまいそうで、”kaorito.jp”のドメインをとったりしてやるしかない状況を作ったことを思い出しました。
2018年の運命が大きく動いたのは、美容師のSさんのお誘いで参加した1月末のセミナー。
そのあとの懇親会で、かおりとの写真撮影をお願いすることを決めていたカメラマンのHさんから、デザイナーのOさんを紹介していただいたことが、かおりとの運命を決めました。普段はいかないセミナーになとなく参加したのは必然。
あと二つの運命的な出来事。
一つは、小野八幡神社のご神木を残す「とこわかプロジェクト」の一つとして、精油を抽出させていただいたこと。
紆余曲折あったけれど、結果的には最高のタイミングで進めることができ、秋にはその精油を使って、神職でもあり唄ひ手でもある涼恵さんのオリジナルブレンド精油を限定販売することもできました。
そしてもう一つは、川西阪急にかおりとの商品を!と推薦してくださったリッチフィールドかおりさんとの出会い。
2018年6月29日。初めてお会いしたとき、緊張と興奮で何を話したか覚えてないけど、のちにかおりさんから「台風みたいに勢いのある子が来たと思った」と笑われました。
伝えたいことを、わーーーーーーー!!って伝えたんでしょうね。その日の私。笑
この写真は、「台風」と言われた日。思い出の一枚。
二つの運命的な出会いは、実は2017年秋のどん底を乗り越えたから生まれたこと。やっぱり人生に無駄なことはないです。
運命は自分でつくる。出会いをどう実らせるかは自分次第
そして。
私の人生を大きく動かした出会いの傍らで、その運命を支えてくれたたくさんの素敵な出会いがありました。
ハイテンションな朝会の仲間に感謝。意識や行動が大きく変わりました。今までにないチャンスがたくさん転がっているこの集まりから広がる仕事にワクワクしています。来年がとっても楽しみです。
私の取材訪問を受け入れてくださった生産者の皆さんに感謝。かおりとは皆さんなくしては成立しません。特に指宿は私にとって第二の故郷的な場所になる予感。
私の講座を受けて、「ついていきます!古山さんが良いです!」と言ってくれる生徒さんに感謝。ほんま、奇特な生徒さんたちやわ。笑
いろんなことを相談できる相手が現れました。おかげで、前向いて働いています。
以前から知っていた方との距離がぐぐーっと近くなった出来事もありました。きょうちゃん、ありがとう。
人脈は財産だ、といろんな人からさんざん言われてきたけれど、昨年まではよくわかっていませんでした。今年の夏を過ぎたころから、人に勝る財産はない!と思うようになりました。41年生きてきて、やっとわかった。良かった。笑
出会いはたくさんあります。でもその出会いを運命の一瞬と思えるかどうかって自分次第です。
変な遠慮をして、出会いを棒に振るのも自分。下心を出して、間違った関係を深めて失敗するのも自分。
全てのきっかけになった日の写真。
2017年春が訪れるころ。マゴちゃんのツナガリっちょラジオのゲストに呼んでいただいたことから、ラヘラジやることになって、ラヘラジやったから精油蒸留見学に行って、その結果”かおりと”が生まれて、”かおりと”がきっかけで本当にたくさんの大切な出会いがありました。
最近思うのは、自然体でいれば一番ちょうどいい距離に収まるということ。
相手にとって心地よい距離と自分にとって心地よい距離が違うこともあって、もどかしい時もあるんだけど、相手の距離感に合わせて行動すると関係が良くなって、自分も心地よいことを知りました。
きっと誰からも頼りにされる人って、相手が求める距離感を保つのがうまいんだろうな。
ちょっと話がそれましたが、その距離感も含めて、関わる方たちの”財産”になれるように、2019年を過ごしたいです。
2018年の音楽のこと
あ!音楽のことも少し。
2018年は音楽も大きなチャレンジだらけでした。
3月には、バレエくるみ割り人形全幕公演を生演奏で。クラリネット以外のパートのトップはプロ・セミプロという状況の中、オケ歴2年未満?私がソロだらけのクラリネットトップを経験させていただけたのは、指揮者のK氏に感謝せねばなりません。
5月の芦屋フィルハーモニー管弦楽団の定期演奏会では、こちらもシンフォニーの初トップを経験させていただきました。ブラームスという未知の世界で、本番も思うような演奏ができず撃沈したので、また次、トップが回ってきたときにリベンジです。
同じく5月。大先輩の所属する社吹奏楽団のお手伝いを。NHK交響楽団の元主席チューバ奏者の田戸先生の指揮指導で演奏できたこと、本当にうれしかった。
秋には吹奏楽団さざなみウインドアンサンブル初の自主演奏会をやり切り、その翌月には私が声をかけて集まってくれたメンバーとのクラリネットアンサンブルの初本番。練習通り、とはいかず、もう楽器辞めようか、、、くらいの凹み方をしました。
でも、少しレッスンをしていただき、本番も聞きに来てくださった先生からは「アンサンブル」としての出来を評価していただけたようなので、自分自身の技量不足を大いに反省&練習して、1月に同じ曲でリベンジマッチです。
こうやって書いたら、仕事の忙しさと同じくらい音楽も多忙な1年でした。
くるみ割りは、このタイミングだったからできたこと。今誘われても、あれだけの練習量を確保するのは絶対無理だわ。
楽器は、どんなに忙しくなっても続けようと思います。オケのマエストロからも、「できる範囲で大丈夫。その中で精いっぱいがんばっていこう」と言っていただいたので、今私なりの精一杯で続けます。
2019年のこと
2018年は仕事5.5割、家のこと2割、音楽2.5割くらいの配分でしたが、2019年は仕事7割、家のこと2割、音楽1割。ちょっと仕事モードにシフトして、未知なる領域に挑戦です。
そして、それ以外の好きな人と飲みながらグダグダする時間も必要なので、諸々イレギュラー含め107パーセントくらいで頑張ります。
2018年12月28日 古山順子