開いていた時間に飛び込んできた日本産精油かおりとの商談
9月25日。東京。
いつもの出張よりも少し遅めの飛行機に乗り、羽田空港へ。
今回の東京出張の一番の目的は、12月7日8日に開催される雑誌セラピスト主催の”アロマ&ハーブエキスポ”の説明会。
エキスポの説明会は午後からだけど、お得価格な時間帯のフライトを選んだので、午前中に東京で空き時間があるなーなんて思っていたら、川西阪急への出店がきっかけで思いがけない商談が飛び込んできました。
午前中に向かったのは、おしゃれでこだわりのある人が集まる街。富ヶ谷。人気のベーカリー直営のカフェでランチを共にしながら、商談(と言ってもかおりとについて熱く語った感じ?)。
天然の木をたっぷり使った内装に、選りすぐりのものだけをセレクトしたショップを運営する、アロマセラピーにも精通した女性オーナーから、”久しぶりに、私ももっとやらなきゃ!と思わせてくれる人と物に出会えた”と嬉しいお言葉をいただきました。
近いうちに、東京で”かおりと”の香りを体験し購入していただける場所が誕生しそうです。ワークショップなどにも場所を使わせていただけそうなので、来年からは東京でもいろいろ企画しようと思っています。わくわくです。
川西阪急スロウデイズも、今回の東京も、私からの売り込み一切なし。本当に理想的な形でかおりとの居場所が増えていくことが不思議です。良いものって、ちゃんと伝わるんだね。
発見!アロマ&ハーブエキスポ2018 by 隔月刊セラピスト
商談と打ち合わせが混ざったような1時間ちょっと。後ろ髪をひかれながら電車で移動してアーツ千代田へ。
説明会は自由席でしたが、同じテーブルになった方々はアロマ業界の著名人。お顔も名前も見たことのある先生が何名かおられ、すごいなーなんて思っていたら…
向かいに座っていた書籍も出しておられる方から思いがけない一言が。
「かおりとさんですよね?ずっと気になっていて。まさか今回のエキスポに出られるとは思ってなかったので、同じテーブルでうれしいです」
びっくりとともに嬉しい。
休憩時間にテーブルが一緒だった方たちといろいろお話をさせていただいたのですが、皆さん知識も経験も豊富!ドイツ、フランスに実際に行ってみてきたお話はめっちゃ興味深かったです。
でもね、”かおりと”を通じて日本の精油のことは私もかなり知ってます。だから、引け目を感じたりすることなく、日本での精油の文化や現状をもっと伝えなきゃなと思えました。
日本に入ってきている素晴らしい精油ブランドはたくさんあります。
精油は、一つの国ですべて作られるわけではなく、生産者がいて、それを買い付けてブランド化して販売するのがスタンダード。その目利き(鼻利き?)ができるかが重要なんだけど、海外ブランドの精油はいくら上質とはいえそれを選んでいるのは海外の方。で、総代理店が日本にあるわけです。
めっちゃ質も香りも高いけど、日本人が選んで買い付けをしている精油ではないのが残念。きっと世界中の精油の買い付けをできる日本人が今の時代にはいないんだろうな。それとも私が出会っていないだけなのかしら…
世界中には私がまだまだ知らないアロマブランドがたくさんあるけれど、私は日本のものを真剣に。
かおりとを大切にしたいなと改めて思った一日でした。