夏の終わり、日中はまだ暑さが残るものの、ふとした瞬間に秋の気配を感じるようになってきました。この季節の変わり目、なんとなく心が落ち着かず、体もどことなく疲れがたまっていると感じることはありませんか?忙しい日々の中で、気候の変化に体が追いつかず、リズムを崩してしまうことも多いですよね。そんな時こそ、香りの力を借りて心身をリフレッシュし、自然の流れに身を任せる時間を作ってみてください。
アロマセラピーは、心と体をやさしく包み込み、リラックスと活力を同時に与えてくれる自然療法です。レアキャラですが「さんしょう精油」は、秋の訪れを感じながら、夏の余韻も楽しむのにぴったりなエッセンシャルオイルです。スパイシーでありながらも柑橘系の爽やかさを持つ香りが、日常の疲れを和らげ、心を軽やかにしてくれます。
目次
さんしょう精油の魅力と使い方
山椒の実やジク(枝)から抽出される、日本ならではのエッセンシャルオイルです。ちなみに、かおりとの「さんしょう精油」は兵庫県養父市の自然豊かな土地で育った山椒のジクから抽出(なぜジクなのかはこちら)。柑橘系のさわやかさの中に、山椒独特のスパイシーさを感じる香りが特徴です。
季節の変わり目、疲れを感じた時にこの香りをひと嗅ぎすると、気持ちがパッと明るくなり、心地よいリフレッシュ感が広がります。さんしょう精油は、さまざまなアロマクラフトに取り入れることができ、日常生活にさりげなく香りをプラスするのに最適です。
アロマスプレーでお部屋をリフレッシュ
朝晩は少し涼しくなってきたものの、まだ夏の暑さが残るこの時期には、アロマスプレーが大活躍します。作り方はとても簡単です。無水エタノール20mlにさんしょう精油を10滴加え、精製水で50mlに仕上げます。これをスプレーボトルに入れて、部屋にシュッとひと吹きすれば、山椒のスパイシーで爽やかな香りが広がり、まるで森の中にいるような清涼感が漂います。空気の入れ替えや、気分をリフレッシュしたい時にぜひ試してみてください。
バスソルトで温かくリフレッシュ
夜の気温が下がり始め、湯船が恋しくなるこの時期には、さんしょう精油を使ったバスソルトがおすすめです。直接精油を混ぜるとお湯に精油が浮いてしまい肌トラブルの原因になってしまうことあるので、アルコールか植物オイル小さじ1に「さんしょう精油」を5滴垂らしてよく混ぜたものをエプソムソルトやあら塩に加えましょう。心地よく安全なバスソルトが完成します。バスタブに入れれば、スパイシーでさわやかな香りが広がり、体も心もほぐれてリラックスできるでしょう。入浴後は心地よい眠りにつけるはずです。
さんしょう精油のブレンドレシピ
「さんしょう精油」は、他のエッセンシャルオイルとブレンドすることで、香りの深みが増し、さまざまなシーンで活用できます。海外の精油との相性も良いので試してみてください。秋の香りにぴったりのブレンドレシピをご紹介します。
リフレッシュブレンド
- さんしょう精油 3滴
- レモングラス精油 2滴
- ユズ精油 2滴
このブレンドは、スパイシーな山椒と、柑橘系の爽やかさが融合し、気分を一新したい時に最適です。仕事や勉強の合間にディフューザーで香らせると、疲れた心が軽くなり、集中力も高まります。
集中力アップブレンド
- さんしょう精油 2滴
- ローズマリー精油 2滴
- ティーツリー精油 1滴
このブレンドは、頭をすっきりとさせ、集中力を高めてくれます。ローズマリーとティーツリーのシャープな香りが、さんしょう精油のスパイシーさと相まって、仕事や家事に取り組む際のサポートにぴったりです。
リラックス&リフレッシュブレンド
- さんしょう精油 2滴
- ラベンダー精油 2滴
- レモングラス精油 1滴
心地よくリフレッシュしつつ、リラックス効果も欲しい時には、このブレンドが最適です。ラベンダーの穏やかな香りと、レモングラスのさわやかなアクセントが、さんしょう精油の香りを引き立て、リラックスタイムにぴったりの香りを作り出します。
「さんしょう精油」を日常に取り入れて
季節の変わり目には、心身がバランスを崩しやすくなります。さんしょう精油の香りは、そんな時こそ取り入れたい自然の力です。和のスパイシーな香りが日常に癒しをもたらし、忙しい日々の中でもほっと一息つく時間を作ってくれます。特に、秋の夜長には、さんしょう精油の香りに包まれて、心穏やかなひと時を楽しんでみてください。
日常の中にさりげなく取り入れられるさんしょう精油で、自然の流れに身を任せながら、心地よい秋の季節を満喫しましょう。