出張先でも“自分の空気”を整える──私がホテルに必ず持っていく精油3本

出張でホテルに泊まるとき、私はいつも小さな精油ボトルをポーチに忍ばせています。
それは、「香りを楽しむため」というより、
“知らない空間でも自分らしくいるための習慣”として。

旅なら、土地の空気や匂いを丸ごと味わうのも楽しみのひとつ。
でも、出張は「仕事モードの私」でいる時間。
だからこそ、環境に引っ張られすぎずに、自分の軸を保ちたい──
そんな思いから、私はいつもの香りを連れていくようになりました。

目次

出張の夜に、香りで“自分”を取り戻す

ビジネスホテルの客室には、独特の空気があります。
無機質な空間、どこか慣れない匂い。
眠りが浅くなったり、朝起きてもなんとなくぼんやりしていたり。

そんなとき、ふと香る“いつもの香り”が、安心感をくれることがあります。

香りは空間を変えるものではなく、“その場にいる自分の感覚”をそっと整えてくれるもの。
だからこそ、私は香りを持っていくのです。

私がいつも持っていく精油たち

いつも出張に持っていくのは、ヒノキ木部と和ハッカの精油。
そこに、その時に必要だなと思う香りを1本追加して3本を持っていくようにしています。

ヒノキ木部精油(減圧蒸留)
──空気をすっと引き締めて、心に凛とした静けさをもたらしてくれる香り。
木の中に身を置くような感覚で、落ち着きを取り戻せます。
ホテルの部屋の空気が微妙な時にも、この香りがあれば大丈夫!

>ひのき木部精油はこちら

和ハッカ精油
──頭が冴えすぎて眠れない夜や、気分をリセットしたい朝に。
呼吸を深くする力があり、ひと吹きで空気が切り替わるように感じます。
出張中って、気が張っていて気持ちがピリピリしていることもあるので、
クールダウンをしてくれる和ハッカの香りは欠かせません。

>和はっか精油はこちら

国産ティーツリー精油(今回の+1本)
──移動で疲れた日、ちょっと気分を切り替えたい夜に。
空気を整え、心もすっきりさせてくれる清々しい香り。
いつもの出張は、ゆったり時間もあるけれど、今回の東京出張はタイトなスケジュール。
移動も多いから、しゃきっとするけど良い意味でリラックスできるティーツリー。
秋の花粉も気になるので、和ハッカ精油と合わせてお守り的にも使えるかな。

>国産ティーツリー精油はこちら

香りの印象はその日の気分や体調でも変わるので、「今の私が心地よい」と思えるものを選びます。
どれも“私が心地よい空気”を作ってくれる香りです。

ホテルでの使い方いろいろ

一番簡単なのは、サイコロ型ディフューザーに1〜2滴垂らすこと。
枕元に置いておくだけで、自然と空間がやわらぎます。

時間と余裕があるときは、出張前に精油をブレンドして、アルコールスプレーを作っておくこともあります。
部屋全体に吹きかけたり、バスルームの空気を整えたり、マスクに軽くスプレーして気分をリフレッシュしたり──
小さなスプレーひとつで、いろんな場面が変わります。

また、無香料のキャリアオイルを少量ボトルで持っていき、その日の気分に合わせて精油を1滴加え、手首や肩にマッサージすることもあります。

香りは、空間を整えると同時に、その場にいる“私自身”を整えてくれる存在。
だからこそ、出張には欠かせない相棒なのです。

香りを連れていくことで、私は“私”に戻れる

出張は、非日常のようでいて、実は「動く日常」。
移動中やホテルで、心の在り方が少しずつズレてしまうこともあります。

そんなとき、香りがあると、“自分にとって快適な空気感”を取り戻せる。
枕が変わっても、深呼吸できる香りがあるだけで、 夜が静かに、深くなる気がします。

あなたなら、どんな香りを旅先に連れていきますか?