冷たい雨の日のアロマ

冬の雨の日はちょっとアガる精油を

今日の大阪は雨の予報。
関東は大雪の予報。気を付けてお出かけください。

さて、冬の冷たい雨の一日は、少し気持ちを持ち上げてくれる香りを。

  • ユズ精油(Citrus junos)
  • ハッカ精油(Mentha vanadensis var.poperascens)

ほっこり優しい気持ちにしてくれる柚子の香り。

温州みかんの精油も捨てがたいのだけど、雨で副交感神経優位になりがちな日は、少し酸味のある柚子でシャキッと感を出してみよう。

ハッカの甘さを感じて

ほっこり優しいブレンドも良いのだけれど、最近お気に入りのハッカ精油は、結露してジメっとした部屋の空気をクリアにするイメージ。

さらに、雨の日は副交感神経優位になって、体も停滞気味になることが多いので、ミントの香りでちょっとアクティブに過ごせそう。

ミント系はスッキリのイメージが強いけれど、スッキリの後には何とも言えない甘さを感じるから、植物の香りって面白い。

今日は、サロンのアロマポットでこの香りをほのかに漂わせて1週間をスタートです。

 

急に寒くなった日のアロマ

冬の精油選びは温めと浄化がテーマ

週の前半はちょっと暖かくて、後半はまた寒い。

来週は大寒波がやってくるとか…

毎年のことだけど、インフルエンザも猛威を振るっていている時期のアロマ選びはシンプル。

  • ヒノキ精油/心材(Chamaecyparis obtusa)
  • ユーカリ・グロブルス精油(Eucariptus globulus)

日本人なら嫌いな人はいない!ヒノキ精油は優秀。

心材と葉部で成分も香りもガラッと違いますが、私は昔からなじみのある心材から抽出するヒノキの香りが好き。

心材から抽出されるヒノキ精油は、うっ滞除去(循環促進で温める)、免疫強壮、疲労回復が得意。

ユーカリを選んだ理由

普段ならユズ・オレンジの柑橘系やラベンダーをブレンドするけれど、今日はスッキリしたいからユーカリをプラス。

ユーカリ精油はその成分が風邪の時の塗り薬にもなるほどのパワーを持った精油。

殺菌・浄化・消毒がキーワードで、風邪やインフルエンザ、気管支炎に。
またそれに伴って肩こりや筋肉の嫌な痛みが出ている時にも使える精油。

私はいつも喉から風邪をひくので、この季節呼吸器のアロマケアは欠かせません。

今日はこの二つの精油を、ヒノキ多めでアロマバスに。

一日の終わり、のんびりお湯に浸かりながらたーっぷり深呼吸して、呼吸器も浄化を。

妊婦さんのアロマ:妊娠線予防

妊娠線の予防におすすめのオイルケア

妊娠さんの悩みの一つ。妊娠線。

妊娠後半期にはいると、皮下脂肪の厚い部分(下腹部、乳房、太腿、おしり、足の付け根、ひざの裏、二の腕など)に妊娠線があられることがあります。

急激な体重増加が起こりやすい妊娠後半期、体重増加に伴う皮膚(表皮)の伸びに、真皮や筋肉、脂肪が対応できず、断裂して起こる現象です。

また、妊娠中に分泌が増えるステロイドホルモンに、肌のターンオーバーを抑制し、肌の生まれ変わりを邪魔してしまうそうです。

このような状態のお肌は弾力を失い、断裂も起こりやすくなるというわけです。

かゆみを伴ったり、ピリピリしたりするので、その時の不快感もありますし、出産後もデコボコはなくなりますがあとは残るので、見た目も美しくありません・・・

そんな妊娠線の予防には、植物オイルや精油が役立ちます。

 

妊娠線の予防におすすめのオイルについて

植物オイルはアボカドオイルやオリーブオイルなど、こってりしたテクスチャーのものがおすすめ。

もちろん他のオイルでも妊娠線の予防になりますので、お手ものとにあるオイルで大丈夫。

ただし、ベビーオイルなどの鉱物油は肌に浸透しないので避けましょう。

精油は、お肌を柔らかくするものや、お肌の細胞分裂を活性化してくれるものを選ぶのがポイント!

ただし、これらの精油の中には、妊娠中に使用を控えた方がよい精油がいくつかあるので、注意が必要です。

私がおすすめする、妊娠線予防で選びたい精油は・・・

  • ローズウッド
  • マンダリン
  • ゼラニウム
  • ネロリ

これらの精油は、一般的に妊娠20週以降安心して使用できる精油です。

*ネロリはお花から取れる精油ですが、女性ホルモン様の働きはしないので使用可能とされています。

濃度は、植物オイルや無香料のクリーム10mlに対して精油1滴、0.5%を目安に。

精油はブレンドしても単品でも使用できます。

このオイルでしっかり保湿をすると、かゆみも軽減されるのでお風呂上りなどに、脂肪の多い部分を中心に優しく塗布してください。

「自分で精油やキャリアオイルを用意するのは面倒・・・」という方は、市販のボディクリームで代用することも可能ですし、lahellaでもホームケア用のオイルを作ることが出来ますので、トリートメント時にお気軽にお声掛けくださいね!

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妊婦さんのアロマ:足がつって辛い…

妊娠中のこむら返りを予防

夜寝ている時や、足を延ばした時に起こる、あの痛み。。。

こむらがえりとも言われる、足がつった状態。

とっても辛いですよね。

妊娠中に足がつる原因は主に二つあるといわれています。

一つ目は、体重が増えて足の筋肉に負担がかかるようになること。
そしてもう一つは、大きくなるお腹に圧迫され、下半身の血流が悪くなること。

冷やさないようにするには、レッグウォーマーやひざ掛けなどを活用して下半身を冷やさないようにすること。

さらに、入浴、軽い運動などをプラスし、血行を良くすることが改善のカギ。

フットバスや足のトリートメントで血液やリンパの流れを促進するのもお勧めです。

足がつりそうな時におすすめのアロマブレンド

その時にお勧めのアロマブレンドはショウガとスイート・オレンジ。
ショウガの精油には、加温作用・鎮痛作用をもたらす成分が含まれており、足の冷えが気になる妊婦さんにはイチオシ!
オレンジの精油も、穏やかに体を温めリンパを強壮するといわれています。

お風呂上りやフットバスの後の温まった状態の時に、0.5%に希釈したアロマオイルで、つま先からひざに向けて優しく流すようにトリートメントしてください。

姿勢がつらくないように、クッションや丸めたバスタオルを活用すると良いですよ。

妊娠中に限ったことではありませんが、カルシウム不足や脱水症状など、体内のバランスが崩れることでも、足はつりやすくなります。

カルシウムが多い食品を積極的に食べる、良質の水分をこまめに補給するなど、口から入るものにも意識を向けてみてください。

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妊婦さんのアロマ:つわりの悩み

つわりっていつまで続くの?

妊娠を自覚するきっかけにもなる吐き気やむかつき。

つわりといわれる症状や辛さは人によって様々です。つわりは妊娠2か月ごろから始まり、個人差はありますが、ほとんどの人が妊娠4か月ごろには終わります。

はっきりとした原因はまだわかっていないようですが、自分(お母さん)にとって異物である胎児を受け入れるため、体が変化しているとも考えられます。

この時期は、赤ちゃんを授かった喜びとともに、変化する体に憂鬱になりがち。だからこそ、さわやかな香りで気分をリフレッシュしましょう。

妊娠初期は赤ちゃんの体がまだ出来上がっていない時期ですから、体に直接精油をつけることは避け、気分が良くなる香の精油で芳香浴をしたり、美味しいと感じるハーブティを取り入れてゆったりと過ごしてください。

つわりにおすすめのアロマ

おススメの精油は柑橘系やミント。

オレンジ・マンダリン・レモン・グレープフルーツ・ライム・ユズ・・・

柑橘系の精油だけでも選択肢は広がります。

アロマポットなど専用の器具が無くても大丈夫。

洗面器やカップに60度ぐらいのお湯を張り、そこに精油を2滴ほど垂らしたり、ストーンや松ぼっくりなどを小皿に乗せてそこのに精油を垂らすだけで、簡単に芳香浴が楽しめます。

また外出時はコットンや小さな布に精油を垂らしてカバンにそっと忍ばせたり、マスクにちょこっと香りをつけたり。
※マスクに使う時は直接肌につかないように注意。

ポイントはほんのり香る程度にすること。

つわりのころはアロマトリートメントはできませんが、香りで快適にお過ごしくださいね!

lahellaでは安定期に入る妊娠20週以降の方には全身のトリートメントが可能です。またフェイサルは12週からお受けいただけます。

≫マタニティコースの詳細はラヘラのHPから