”かおりと‐kaorito‐”のこと

日本の香り発信ブランド”かおりと‐kaorito‐”

2018年

日本の香り発信ブランド
“かおりと-kaorito-“

立ち上げます!

構想のままで終わると思っていたことが、ちょっとずつ現実味を帯び、公表できる段階になりました。

ここに至るまで、妄想し、構想を練り、暴走しかけ…

そのたびに思い出すのは、”本当はやりたいことがあるの”から始まる、私がパーソナリティを務めるラジオ番組ラヘラジの冒頭のオープニング。

 

勇気を出して一歩踏み出したら、本当に驚くほどたくさんの方が力を貸してくれました。

全国の生産者の皆さん、各分野のプロたち、そしてそっと背中を押してくれた仲間。
本当にありがとう。

みんなへの恩返しは、かおりと‐kaorito‐を誕生させ、世に広めること。

頑張ります。

名前に込めた想い

”香り”を軸にいろいろなコト、モノ、オモイを繋げ、広がってゆく可能性を秘めた”かおりと”という名前。”と”がキーワードです。

やりたいことにピタッとはまる、大切な名前だから商標登録の申請も済ませました。

日本の田舎に眠る香りの資源(廃棄処分されていたような樹木の枝葉や柑橘系の果皮、そして日本の田舎だから育てることのできる植物たち)を使って、日本で丁寧に抽出する精油を中心に展開するから、日本にしかない、ひらがな4文字のブランド。

”かおり”を表す漢字はたくさんあります。

香、薫、馨、芳…

それぞれの漢字が持つ意味を表現する展開をしていく予定です。

まずは精油(アロマ)の”香”から。

本気で一歩一歩前進すれば新しい世界がどんどん広がることを、私自身が体感しながら”かおりと‐kaorito‐”リリースまで走り抜けます。

2018年1月12日 古山 順子

お店のアレより気持ちが良い

2018年になってすぐ実施した、フットの施術の実技試験。
昨年末に残念ながら追試となった方だったのですが、今回は課題をきちんと克服し見事合格!
「お正月休みに帰省した家族を相手に一生懸命練習しましたもん!」
と誇らしげな笑顔。
新しいセラピストが誕生する瞬間は、私も本当にうれしい。

ところでその前日、久しぶりに自分の体のケアをと偵察を兼ねて行った某チェーン店のサロンでリフレクソロジーとボディのセットコースを受けました。

ラヘラの生徒さんの施術の方が断然気持ちが良い。
20代のころから本当にたくさんのリラクゼーションサロンに通い、自分自身がセラピストになった今も、信頼できる決まったお店以外にも時々行くのですが、がっかりすることも多いのが日本のリラクゼーションサロンの現状。

ラヘラで勉強する方には、”がっかりするサロン”側になってほしくないという気持ちで、ちょっと厳しめ?の実技指導をすることもあります。
だって、お客さんは何も言わずに去っていくから。

アロマトリートメント、リフレクソロジー、フェイシャル…
いろいろな技術を学ぶ時には、ぜひスクールだけではなくいろいろなサロンに受けに行ってください。
そして施術、サロン環境、セラピストの立ち居振る舞いの良いところ、悪いところをたくさん見つけてください。
そこには、スクールでは学べない、サロンを開業のための大きなヒントが隠れています。

≫愛情こもった厳しさのあるラヘラのスクールはこちら

たのんまっせ!えべっさん!

商売繁盛で、笹持ってこーい!

今年も服部天神宮にお参りし、豊中えびすで福を頂いてきました。
服部天神宮は”お足の神様”なのですが、”おあし”=”お金の神”につながるとして昭和25年から西宮えびすの分霊をお祀りしているそうです。

商売をさせて頂いている豊中にえべっさんがいるなんて縁起がいい!

豊中に引っ越して5年。
毎年思いながら、実はちゃんとお参りするようになったのは昨年から。

するとすると…昨年1年間の仕事の流れは予想をはるかに超える良い展開に。

これはえべっさんのおかげさま。

表からお参りした後は裏に回ってもう一度お参りを。

”コンコン!!”
「たのんまっせ!えべっさん!」

今年はもっと繁盛するように!と昨年よりちょっと豪華な笹にしました。

福のあるお顔の福娘さんがつけてくれると、さらに繁盛しそうだわ♪

とはいっても分相応に。笑
今年は鈴がたくさんついて、歩くたびにシャンシャンっこちよい音がしました。

3年後5年後はもっと大きな笹になりますように。

福笹を頂いた後は福娘さんにシャンシャンして、福を分けてもらいました。

学校も始まり、そろそろ疲れたお母さんたちからのご予約が増える時期。
気合を入れて、心をこめて、繁盛目指して精進します。

 

天然と合成

アロマセラピストと言う仕事をしていると、完全にナチュラリスト、天然のものに囲まれて生活している、と思われることがあります。

天然のものは良い。合成のものは悪い。

私は、必ずしもそうは思いません。

天然のものは、気象や土壌など環境条件によって成分が左右されますから、その時々によって成分が微妙に変わります。

天然の植物の成分には、それぞれに意味や役割があって自分を食べてしまう動物から身を守る為の毒のようなもの。
花粉を昆虫に運んでもらう為のフェロモンのようなもの。
光合成をして成長する為のもの。

など、本当に様々です。
それを私達が拝借しちゃってるわけです。

「天然だから安心よ」

なんて会話を耳にすることもありますが、それは共有する側が、「安心」「安全」なものを市場に出しているからであって、例えば、トリカブトやアヘンなど、私達にとって有毒なものだって沢山あります。

春になると、韮と間違えて水仙の葉っぱを食べて食中毒というニュースは毎年のように流れますしね。

毒ではなくても、キク科アレルギーやイネ科アレルギーのように、ある種の成分にアレルギー反応を起こすことも。

天然のものには検出しきれない微量成分も含まれていて、それらが複雑に作用しあうことで、
予想もしない成果を生み出すこともあります。
だから、アロマセラピーで使う精油って面白いんです。

一方、合成(人工)のものは、決められたとおりに同じ成分が、入れた分だけ配合されますから、内容物がはっきり明快です。
ただし、自然界には成立しない結合のものや、配合のものもあります。
逆に、自然界に存在する特定の成分を合成したというものもたくさんあって、これは成分分析をしても見分けがつきません。

西洋にしても東洋にしても、私達の先祖は自然界にあるものを活用して病に立ち向かい、美容に活用し、生活してきました。

それが、より効果の高いもの、効率の良いものを求め、技術の進歩と共に人工的に作り出すことを覚え、西洋薬(いわゆるお薬)が生まれました。
西洋医学と西洋薬の発展は、すばらしいことだと思います。

良かれと思って開発したものが、猛毒だったり、副作用があったり。
思いもよらず、他の副産物が生まれたり。
それでも、より良いものを求めて開発をしてきてくれた訳ですから。

その一方、天然のものの良さに注目をした方々は、植物そのものの力を最大限に引き出す為に、土壌を守り、環境を守り、植物と共に生きてきたのです。

こうやって考えると、それぞれ一長一短。

良い部分、悪い部分。

それをわかって取り入れることが大切なんです。

先日、合成香料のことが知りたくて調香の勉強をしに東京まで行きましたが、改めて、天然香料、合成香料双方の良さを知ることができました。

じゃぁ、なぜ天然のアロマなんですか?と聞かれそうですね。

それは、簡単。

植物が生み出す、複雑で優しい香りが好きで、人工的には生み出すことのできない思いがけない反応が面白いからだから。

私達人間も、自然の産物として生まれました。

だから、その自然の一部として。

進歩した科学や医学に囲まれて過ごすことの多い毎日ですが、大地のぬくもりを感じながら、植物の香りに囲まれる時間も大切にしたい、そんな風に思います。

八代から届いた大きなお年玉

大きなお年玉が届くよ〜とご連絡くださったのは、1月3日放送のラヘラジで、晩白柚精油のお話をしてくださった、熊本県の八代商工会議所の池部さん。

なんと!!

今が旬の八代の特産品晩白柚を2個も送ってくださいました。
私が和精油ブログでうちにも届かないかなーなんて催促しちゃったから…笑

「路地物の晩白柚。見た目より中身は良いです!」
とメッセージが添えてありましたが、見た目も麗しい。

晩白柚って、本当に人の顔位の大きさなんですね。

精油より酸味の強い柑橘系の香り。

そして隙間には、美味しい晩白柚カクテルやソーダ割りが作れる晩白柚ペーストと、幸せな気分になれる晩白柚入浴剤まで!!

晩白柚は今が旬!
まずは香りを楽しんで、実を食べて楽しんで、皮はジャムにしよう。

本当にありがとうございます。

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>白柚精油誕生秘話のラヘラジ放送はこちらから聞いていただけます

晩白柚風呂に入りたい方は日奈久温泉へ!