ブレンド精油誕生裏話

ブレンド精油の香りのルーツ

今日、急に新しい香りを作りたい気分になりました。

本当に、ブレンドをしたくなるのはいつも突発的。

バタバタせわしない日常が、少し落ち着いて、仕事も新しい流れの中にいるからかもしれません。

2年前のこの時期、悲しみを怒りにすら変えることのできないほどのことがあって、それでも好きならその気持ちを大切にしたらいい、と自分を鼓舞するために作ったのが”凛と燦と”。

お披露目してから1年間で一番人気の香りです。

作っている過程で自分の気持ちがどんどん変わるもんだから、苦労しました。でも作ってよかった。

かおりとリリースまでに、原点に立ち返るためにブレンドした”ことのはじまり”。

これも人気。でも、原点に立ち返るって難しい。どこまで遡れば原点なんだろうな…。

気持ちの変化を香りに託す

そして。1年前の秋。

前を向いて行こうという気持ちと、まだ心の中にくすぶってる気持ちの揺れを表現したのが”たゆたう”。

実はこれは、自分の心の状態でガラリと香りが変わる精油。まさにゆらゆらたゆたう。ゆらゆらを感じられたら大丈夫。

もう無理な時は、たゆたうことすらできなくなるんだから…

こんな風に私のその時の気持ちを癒すために作った香りは、

人生のなかでの大きな決断と、その後の出来事の、 助けとなっています

こんな嬉しいメッセージを頂いたりしています。

私と同じような気持ちの方に、ちゃんと届いてるんだなと感動したことを覚えています。

次の香りのテーマは気持ちの浄化

そしてそして。凛と燦とから2年。今作りたいのは、浄化の香り。

「そうじゃないのに…」「違うのに…」

そう思っても飲み込んで、傷ついていないフリして溜め込んだ気持ち。

普段は平気でも、あの時…なんて思い出すのは、自分がネガディブに傾いてる証拠。

自分の本音を見ないようにしてやり過ごすのではなく、心の底から浄化をする時期が来たのかもしれません。

まもなく北海道から届く、新しいラインナップの精油は浄化が得意。

北海道に行ったこと、その精油の取り扱いを決めたこと、何か意味があるのかもしれません。

≫日本産精油の新しいかたち かおりとHP

正直でいるということ

「それでも正直でおらなあかんってマザーテレサが言ってたよ。」

いろいろ重なり、人のウソに打ちのめされそうになっていた私に夫が言ってくれたこと。

前は吉田松陰の本を渡され、今度はマザーテレサ。

サッカーばっかりやってる訳ではないらい。

以下、マザーテレサのお言葉。

正直者は馬鹿を見る、何て言われますが、あっちこっちで自分に都合の良いことばかり言っていると、絶対にどこかでつじつまが合わなくなってしまいます。

言葉を選ぶ必要はあるのだろうけれど、正直でいることの大切さを改めて感じました。

People are often unreasonable and self-centered.

Forgive them anyway.

If you are kind, people may accuse you of ulterior motives.

Be kind anyway.

If you are successful, you will win some unfaithful friends and some genuine enemies.

Succeed anyway.

If you are honest, people may cheat you.

Be honest anyway.

What you spend years creating, others could destroy overnight.

Create anyway.

If you find serenity and happiness, some may be jealous.

Be happy anyway.

The good you do today may be forgotten tomorrow.

Do good anyway.

Give the best you have, and it will never be enough.

Give your best anyway.

- Mother Teresa (マザー・テレサ) -

森と香りとお酒の会@HASE65

6月18日に、神戸芸術工科大学の准教授 曽和先生とトークセッションをさせていただくことになりました。

山、里山、街を繋ぐ取り組みをしている素晴らしい団体(HASE65)があります。
その方たちが、日本の精油生産者を取材訪問している私の活動に共感してくださり、共に活動をすることになりました。

世界のお酒の樽が木材で作られていたのはなぜなのか。
樹木がもつ精油成分特徴と絡めてお話をさせていただきます。

曽和先生は、 情報デザイン、地域デザイン、コミュニケーションデザインを専門とされており、その延長線上で米を作り酒を作ってしまった方。

どんな話になるかは当日のお楽しみ。

私も楽しみ。

お酒好きな方、地域やコミュニティの作り方に触れたい方、アロマ好きな方、2,000円の参加費と、酒代を握りしめて、お越しください。

ぜーったい損しない内容です!

そして、このHASE65はオンラインサロンもスタートします。

私も全国の精油生産地を見てきたことを、ちょっと違った角度からコラムにしてお届けしています。

その他にも楽しい企画が盛りだくさんなので、オンラインサロンもよろしくお願いします♪

 

 

GWはのんびり温泉のはずが…

令和初!GWは温泉でのんびり

令和初!

今年は何をやっても、令和初!笑

10年ぶりくらいにGWに夫婦二人で温泉宿にいってきました。

4月の中旬に、夫の休みが発覚。
久しぶりに私の実家に行ってその後城崎か有馬…と思って調べたもののかなりお高い部屋しか空いてない。

ダメもとで会員制リゾートホテルを運営する会社の方に連絡したら、ラッキーなことに有馬の一番高台のお宿が一部屋空いおり、無事に10年以上ぶりの夫婦温泉旅行となりました。

その前に私の実家に立ち寄り、ランチ&庭散策。

 

神様は山の上の上に…

実家を後にし、有馬までした道で1時間弱。

道も混んでおらず、宿に到着!

有馬の高台にある宿の最上階(7階)からの景色が素敵!

ちょっと休憩するという夫を部屋に残し、一人でさっと温泉に入り完全にオフモード。

夕食まで時間があるので二人でぶらっと散歩に出たら、稲荷神社へ続く階段を発見。

石段の上の鳥居をくぐればお稲荷さん!商売繁盛を願わなきゃ!とを登るわたし。

なんと軽い足取り!階段ダッシュしちゃった。笑

そうしたら。

登った先に…後200メートルで神様の立て看板( ゚д゚)

ここで諦めたら商売が廃るわ!神様に試されてるのね!と息切れしながら、ちゃんと神様にご挨拶しましたよ。

有馬の街をぶらり

お稲荷さんの階段は登れば降りなければならないわけで…

階段を降りて足はふらふら。

それでも、有馬に来たのだから!と泉源に行って炭酸泉を味見。

「うぇぇぇ…鉄臭い!」と吐き出す夫のおくちなおしはこちら。

かつてはその温泉水を使っていたサイダー「てっぽう水」と炭酸せんべい。今は残念ながら温泉水ではありません。

明治34年(1901年)、炭酸泉源の近くの工場で「有馬炭酸鉄砲水」を瓶詰めし販売開始。

そして明治41年(1908年)には、その炭酸泉に砂糖を入れた有馬サイダーが誕生、海外に輸出するまで有名になったそうです。

現在、温泉街で売られている有馬ソーダーは、炭酸泉を使ったものではありません。2002年に有馬の新しいお土産として復活したそうですが、普通のサイダーです。笑

 

90度以上の温泉が湧き出る場所。

美しく化粧をした女性がそばに立つと、お湯が嫉妬して吹き出したことから妬湯と名付けられたと伝えられています。

小さいころ祖父母とよく来た有馬温泉は昭和風情漂う温泉町でしたが、久しぶりにやってきたら、カフェやおしゃれなお土産物屋さんができていて、ぶらぶらするのが楽しい。

歩き疲れたので、有馬のビールを。

こういうことをしたいがために、宿に先に車を置きに行ったんです。(その結果石段を往復600メートルくらい昇降し、急な坂道を下り、、、というハードな散策になったわけですが。)

実はビールが苦手。そんな私でもおいしいと思えたビールでした。

でも、一人で飲みきれないので、この後このカップは夫の元に。笑

お宿に戻ってからの、豪華なお食事は、予約を取ってくださった方からプレゼントの1杯で乾杯でスタート。Mさん、いつもありがとうございます!

おなかが落ち着いたら、温泉2回目。

翌朝、朝食前に泉源近くの金泉に行こうかなと思いましたが、あの坂道を再び…は無理だなと断念。だって、この後は森林植物園散策が待っているんだから…

ということで、有馬温泉1泊の旅初日おしまい。

一つ一つの「仕事」を大切にしたい

仕事

「仕事」って何を指すんだろう。

たびたびこんなことを考える場面があります。

「仕事が入ったんで。打ち合わせの日程変更してください」

と言われることが時々あります。そしてそのほとんどの場合は、当日か前日に突然言われます。

打ちあわせだって仕事のひとつ。

その場で利益が生まれなくても、次につなげるための大切な時間のはず。

しかも、打ち合わせの相手はそのために時間を空けているわけです。

なのに、自分の目先の仕事の都合で一方的にキャンセルできる打ち合わせなら、必要のない打合せなのかもしれません。

仕事の優劣

ちょっと話がそれるけど、2年くらい前にとても無茶なスケジュールで打ち合わせを出しされたことがありました。

すでにサロンのご予約が入っている2日後くらいの日程を指定され、その日は無理だと答えたら、「たかが1万や2万の仕事の為に、将来数百万になる見込みのある打ち合わせを断るのか?」と罵倒されました。

もちろん、数百万になるかもしれない仕事の打ち合わせは大切だけれど、すでに予約してくださっているお客様には関係のない話。

仕事の利益で優劣をつけるのはおかしな話で、「劣」とみなすなら最初からやらなければいい。私にとって事前に予約してくださるサロンのお客様があるからセラピストの仕事が成り立つんです。

罵倒した方とのご縁は、別の事件をきっかけにすっぱり切らせていただきました。

その仕事をすると決めるのは自分

もちろん、この仕事受けなければもっと大きい仕事が入ったのにな、と思うことはあります。

でも、その仕事を受けたのも私。そしてどんな仕事でも真剣にやれば、何か次につながる素敵なことが待っていると思うのです。

私の周りの仕事がうまくいっている方、尊敬できる方は、打ち合わせや相談の日程がかなり先になることはあっても、直前の日程変更はありません。

あ、件の罵倒した方は平気で「明日無理になったから、●日で」とか言う人でした。なんで必死でその人と仕事しようとしてたんだろう私。笑

ということで、人のふり見てなんちゃら。

仕事でもプライベートでも、他のことの為にキャンセルしたり変更したりしなきゃならない程度の約束ならしないほうが良いと思うのです。