アロマと過ごす、私のクリスマス

街が華やぐ季節、香りは“わたしの時間”をつくってくれる

街がクリスマスの色に染まり始めるころ。 空気の冷たさは増すけれど、街中のイルミネーションに笑顔がこぼれます。

そんなイルミネーションや音楽、華やかなディスプレイも楽しいけれど、家の中ではアロマの香りで、クリスマス気分を楽しんでいます。

あわただしい毎日の中で、ふっと香るアロマ。
クリスマステイストにするだけで、 “私だけのクリスマス”を満喫しているようでうれしくなるんですよね。

今年は、和精油と海外の香りを組み合わせた「和洋折衷」のブレンドで。 ほんの少しだけ、いつもと違うクリスマスの空気を部屋に広げてみました。

和と洋の香りでつくる、クリスマスのブレンドレシピ

今年のクリスマスに選んだのは、和洋折衷で5種類の精油。

和の森の香りと、海外のホリデームードがやさしく混ざり合う、そんな構成です。

  • イヨカン 6滴:甘くてジューシーな明るさが広がる、冬の陽だまりのような香り
  • トドマツ 3滴:北海道の森を思わせる、透明感のあるすっきりとしたウッディ
  • ヒメコマツ 4滴:甘さと温かさを含んだ、深く包まれるような木の香り
  • フランキンセンス 2滴:心が静まるような澄んだ樹脂香、少し神聖な雰囲気も
  • クローブ 0.5~1滴:ほんのり甘く、ぬくもりを感じさせるスパイス

日本の森の香りと柑橘の明るさがベースにあって、 そこへ少しだけスパイスや祈りのような香りが重なる── そんなイメージで配合しています。

精油を嗅ぎながら、クリスマスを感じてもらえたらうれしいです。

アロマの香りを嗅ぐ様子

香りを飾る、クリスマスの楽しみ方

このブレンドを香らせるときは、 光と一緒に楽しむのが私のお気に入りパターン。

ライト式やキャンドル式のディフューザーを使えば、 香りだけでなく、ほのかな灯りが部屋にあたたかさを添えてくれます。

また、クリスマスキャンドルのまわりに、 ウッドチップやドライフラワーを並べて、そこに精油を垂らしてみたり。

和柄の“てまり風”の布飾りをリースに添えて、 そこに香りをしのばせてみたり。

香りは目に見えないけれど、「飾る」ものでもあるんだな、と思います。

香りで記憶に残るクリスマスを

クリスマスだからといって、 特別な何かをしなきゃいけないわけではないけれど、香りがあるだけで、いつもの部屋の空気がすこし変わる。

それだけで、ちゃんと「季節を祝ってるな」と感じられるから不思議です。

このブレンドは、完成された“正解”ではありません。

あなたがどんなクリスマスを過ごしたいか、 どんな空気をまといたいかで、香りの選び方は変わってきます。

でももし、「何かひとつ、香りを加えてみたいな」と思ったときに、 このブレンドがそのきっかけになれば嬉しいです。

和柄の“てまり風”の布飾りをリースに添えて、そこに香りをしのばせてみたり。

香りは「飾る」ものでもあるんだな、と思います。

香は見りえないものだけれど、空間を飾ってくれるんだなし心地よい“余韻”を演出してくれる存在に。

香りで記憶に残るクリスマスを

クリスマスだからといって、特別な何かをしなきゃいけないわけではないけれど、香りがあるだけで、いつもの部屋の空気がすこし変わる。

それだけで、ちゃんと「季節を祝ってるな」と感じられるから不思議です。

このブレンドは、完成された“正解”ではありません。どんなクリスマスを過ごしたいか、どんな空間を作りたいかで、香りの選び方は変わってくると思います。

でももし、「何かひとつ、香りを加えてみたいな」と思ったときに、このブレンドがそのきっかけになれば嬉しいです。

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