ラヘラジ:5月9日放送 Suu 淡路島産エッセンシャルオイルsuu特産マネージャー魚井太郎さん2

GWも終わり日常に戻った今週。

暫くお出かけはいらないなーなんて思っていませんか?もしくは、先週の放送を聞いて淡路島に行く予定を立てている方もいらっしゃるでしょうか?

≫5月2日放送分はこちらから視聴が可能です!

5月9日(水)12:00~12:30 古山順子のラヘラジ
ゲスト: Suu 淡路島産エッセンシャルオイル特産マネージャー魚井太郎さん2

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淡路島にある、パルシェ香りの館が手がけけるエッセンシャルオイルSuuは使って楽しいだけではありません。広大な敷地に植えられた精油植物を自分で摘み取り、精油を抽出する体験もできるんです!

今週の放送では商品開発おあれこれや新商品のご案内もありますよ♪

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インターネットラジオfmGIG
古山順子のラヘラジ
毎週水曜日 昼12:00~12:30
※こちらから過去音源も聞くことができます

アロマの力で心も体も幸せに!
あなたの心に寄り添うセラピスト
古山順子
letter@lahella.jp

和精油めぐり 旅の記録はこちら

経営者として誇るべきこと

小さい規模ながらも、経営者という生き方を選んで5年半。

この5年半でやってきたことは、会社務めをしていたころと分野は違っても、過去に身に着けたスキルの応用でできることばかりでした。

今、物作り&ブランド立ち上げという新しいことにチャレンジしている中で感じるのは、自分の未熟さと無知さ。楽しいけど、私はまだまだ発展途上だなぁと思います。

私自身の中では、【アロマサロン→スクール→精油のブランド立ち上げ】+【ラジオ】というのは、一つの軸の上を進んでいるのですが、一見すると”あれもこれもやっている人”に見えることがあるようです。

それを言われたとき、このままでは”なんでもやる人=何にもできない人”になってしまうのでは、という不安が突如襲ってきました。

でも、自分の仕事として、どれも外せない。

サロンも継続してやりたい。

妊婦さんの施術や和精油のことを教えてセラピストを育てたい。

こだわりぬいた精油のブランドを作りたい。

こういう活動をしていることを発信する手段としてのラジオ、やりたい。

一人でやるにはそろそろ限界だということも承知の上で、この4つはどれも外せない。”あれもこれもやってる”ように見えるかもしれないけれど、”ご飯食べる。お風呂入る。寝る”と同じくらい私にとっては、このすべてがあることが自然なことなんです。

ちなみに、精油メーカーさんを回ってるのは、この4つをやる為の活動。音楽は趣味の一つです。

でも、ぬぐい切れない不安。商工会議所の相談員のYさんに打ち明けたところ、返ってきた言葉に泣けてきました。私、相当いっぱいいっぱいだったんだな。

「やりたいこと」というのは、経営者さんの想いの中からしか出てきません。

私たちサラリーマンのように、周りから「やれ」と言われてやることはないのですから、逆に「やりたいこと」が出てこないとビジネスはいつか止まってしまう。だから「やりたいこと」がたくさん出てくるのは経営者という仕事を選んだ人にとっては誇るべきことやと思います。

経営者の資質はいろいろあると思うけれど、「やりたいこと」がたくさんあることを”誇り”に思っていいと言われたのは初めて。

この後、「優先順位をちゃんとつけて」と話は続くのですが、こんな風に言ってくれる人がいることが、すごく嬉しいです。

やりたいこと、まだまだあります。

あれもこれも、と同時にやりたくもなりますが、自分の仕事の規模に合わせて一歩一歩。どれも大切なことだから、一つずつ丁寧に。

また自分の原点に立ち返り、進んでいこうと思います。

子供の日は菖蒲湯♪を精油で再現!

菖蒲って二種類あるって知ってますか?

今日は子供の日。良いお天気で外でお子さんとたくさん遊んだ!という方も多いかもしれませんね。

子供の日の菖蒲湯として知られる”菖蒲”は、古くから病邪を払う薬草と考えられていた日本のハーブ。

葉を長いまま使う場合と、刻んで使う場合があるそうですが、実は私、一度も菖蒲湯に入ったことがありませんし、菖蒲の香りを嗅いだこともないんです。

ところで、菖蒲というと、写真のようなアヤメ科の菖蒲の花を思い浮かべるのは私だけでしょうか。


でも、菖蒲湯に使うのはサトイモ科。ガマの穂のような黄色い花が咲くそうです。葉っぱが似ているから菖蒲と呼ぶのだとか。ちょっと紛らわしいですね。

菖蒲が無い時はアロマで再現!

さて、菖蒲湯に使われるサトイモ科の菖蒲は、葉よりも根に薬用成分が多く含まれています。植物って結構根に精油成分を多く持つものが多いんですよね。

そして、菖蒲に含まれる精油成分の代表がオイゲノール。

オイゲノールは神経・免疫強壮、強い殺菌。抗ウイルスで知られるフェノール類の一種で、クローブやローリエ、シナモン、バジルなどにも含まれる成分です。(使用には濃度などやや注意が必要)

菖蒲湯は葉を使った場合白湯の1.5倍、根を使った場合2.5倍の血行促進効果があるのだとか。精油成分って、すごいですね。

菖蒲が手に入らないという方は、いつものアロマバスにオイゲノールを含む精油や、キッチンにあるスパイスをそのままをちょっとプラスして、菖蒲湯に似た効果を体験してみるとよいかも(^^♪

 

想いを形にする力

想いをデザインで表現するということ

想いを形にする力ってすごいなと初めて感じたのは、家を建てた時。

感覚的な私や夫の想いや言葉をくみ取ってくださり、図面とともにラフスケッチをたくさん書いてきてくださった建築士さんに感動したのを覚えています。

着工したときは、こんな狭い土地にこの家が本当に立つのか?!と不安にもなりましたが、絵にかいてくださった通りの家が出来上がり、憧れだったリビングイン階段を上った時はさらに感動でした。

そして、やっぱり建築士さんって見えない想いを形にするのが上手なんだ!と感じたのが、ラヘラジがスタートするまでの工程。

何度も打ち合わせをする中で、伝えたいのに上手に言葉にできない私の想いを丁寧にひも解き、オープニングの言葉を一緒に作り上げてくださったスタジオオーナーの力に感動。彼もまた建築が本業で、立体を平面でイメージできる人たちは見えないものを形にする能力に長けてるんだなぁなんて単純に思っていました。

ヒアリングと表現のバリエーション

その後、不思議なことにいろんな場面で”デザイナー”という職業の方にお会いする機会が増え、彼ら彼女らの能力にただただ感心するばかり。言葉をデザインや絵に落とし込む力って本当にすごいと思うんです。

先日も、かおりとの商品作りにかかわって頂く先生(先生っていうと嫌がる方だけど…)と打ち合わせしていたら、私の言葉を聞きながらサラサラと素案を描いてくださって。すごいなぁとひたすら関心。

そのすごさを支えているのは、ヒアリングする力と、表現のバリエーション。もちろん、表現手段のクオリティの高さは言うまでもありません。

ヒアリング力と表現のバリエーションは、精油のブレンドをするときに私もかなり意識していることで、生徒さんにも伝えていること。って考えたら、私も香りだと同じような事ができてるのかもしれないなと思うのです。

気持ちを香りにする。

人を香りで表現する。

現に、カリグラフィ作家さんたちと一緒にモノ作りをしていて、言葉を香りでデザインしてる。これ、国内だけではなく海外でも販売するらしいから驚きです。

自信をもって、私にしかできないデザインをしよう。

ただ良いだけの香りではなく、心に響く香りをデザインしよう。

精油だからできる薬理作用のある香りをデザインしよう。

”送り香”活躍の場

送り香への想い

少し前に、かおりと-kaorito-の”送り香”の打ち合わせをしてきました。

打合せといっても、ラベルやHPの打ち合わせではなく、お相手は葬儀会社さん。

まだ発売前のかおりと商品ですが、”送り香”は今は亡き大切な人を想うかおりなので、お別れの時に使ってほしいと考えていたのです。

今回、ご縁がありとある葬儀会社の方にその話をちらっとしたところ、”想いを伝える””差別化したセレモニー””お線香の煙が出ない香り”といういくつかのワードがヒットして、トントンと話が進みました。

やっぱり、考え方の方向が同じ方とは話が早い!

さらに、私が知りえなかった現場が抱える問題も、精油で解決できるかもしれないことがわかり、やる気スイッチオン!

これは、かおりとの商品として、というよりも精油のプロとして本領発揮ができるかどうか。ワクワクします♪

本人の”想いを大切にする”

生まれた時と死んだ時は絶対に主役になれると聞いたことがありますが、実際のお葬式にまつわる話を聞いていると、決して主役とは言えない最期になってしまうことも多々あるのだと痛感しています。

死人に口なし、とはいえ、最期の時に本人の生前の意思が全く無視されてしまったのを目の当たりにすると、いたたまれない気持ちにさえなります。

最近は、エンディングノートや生前葬が認知されつつあり、自分の死に際をどうするかを自分で決めるって大切なんじゃないかと思うようになりました。

”送り香”は残された人が亡き人を想う香りですが、実は裏側のコンセプトがあります。

それが、残された人に旅立つ人が”送る香り”

思い出の土地にゆかりのある香り、気持ちを込めた香りを生前に作らせていただき、そのレシピをお預かりする。それをエンディングノートに記して頂いていると、自分が亡きあとに”香りで気持ちを伝える”ことができるという商品です。

でもね、ご本人亡きあとというのは、ちょっと難しいということが打合せでわかりました。

調香レシピに従って調合してお渡しするには1週間は必要。でも人がなくなってから骨になるまでは長くても4日程度…

ダメだね(;^_^A

ということで、この裏側コンセプトは生前葬を希望される方にご提案頂くことになりそうです。

かおりと、リリースまであと2か月。少しずつカタチが整ってきました。