レモングラスは春の香り♪

レモングラスとあの精油は似てる!

最近マイブームの精油。レモングラス。

レモングラスといえば、夏に虫よけにも使われる精油ですが、この季節にお勧めすると、普段はレモングラスは苦手という方も、「これいい!」って言っていただくことがあります。

和精油の勉強をするまでは、春だからと言ってレモングラスをご提案することはなかったんですが、和精油を勉強する中で出会った精油からひらめき、お勧めするようになりました♪

その和精油は…

ニオイコブシ。

モクレン科のニオイコブシは、春になると山の麓まで香りが届くといわれるくらい、強い香りを持っています。その香りは、冬眠している虫や動物を起こす香りともいわれていて、甘さと爽やかさが混ざったような何とも言えないステキな香りです。

そして、ニオイコブシをかいだ時に、ピン!とひらめいたのがレモングラスの精油でした。

それもそのはず、二つの精油には共通の成分、シトラールが含まれています。”レモンのような”と表現されるかおりでネラールとゲラニアールの混合物です。

こんな時にレモングラスはおすすめ!

ニオイコブシの精油は希少なのでお値段もちょっと高め。ニオイコブシの香りも知ってほしいですけど、とりあえずはレモングラス。

お手元にレモングラスの精油を持っている!という方は、ちょっと朝起きるのがしんどいなとか、一日ぼーっとしてやる気が出ないなというときに香りをかいでみてください。

動物や虫が眠りから目を覚ますように、私たちも背筋がシャン!と伸びるそんな香りです。

ラヘラジ:3月14日(水)放送 中野BC株式会社 妹尾綾さん1

日本の精油ブランドKISHU-WAKAをプロデュースするなかのBC 株式会社はなんと酒造メーカー!

3月14日(水)12:00~12:30 古山順子のラヘラジ
ゲスト:中野BC株式会社/KISHU-WAKA 妹尾綾さん1

↓視聴はこちら↓

 

昭和7年から事業を営んでいる老舗企業で、醤油蔵が原点で、その後、お酒作りにシフトし、焼酎や日本酒、梅酒と様々なお酒を造っておられます。

そしてその焼酎作りの技術を生かし、果物大国和歌山の柑橘系精油を製造されています。

焼酎も蒸留。精油も蒸留。ですもんね。

セラピスト向けの業界紙でも特集が組まれるほど大人気の和精油。文字には書かれていないような思いを、それに携わる方の言葉でお聞き下さい!

中野BC株式会社HP
≫http://www.nakano-group.co.jp/product/other/waka/index.html

※こちらからKISHU-WAKAの精油の購入も可能です♪

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放送時間こちらにアクセスし、▶のボタンをクリックすると放送が流れます!
スマホ、PCで、日本全国、全世界!どこでも聴けます。

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インターネットラジオfmGIG
古山順子のラヘラジ
毎週水曜日 昼12:00~12:30
≫こちらから過去音源も聞くことができます

アロマの力で心も体も幸せに!
あなたの心に寄り添うセラピスト
古山 順子 (Junko Koyama)
letter@lahella.jp

和精油めぐり 旅の記録はこちら

香木の聖地”枯木神社”

何もない?!いやあるって!

少し前、淡路島産のエッセンシャルオイルブランドsuu(スー)にラヘラジの取材で伺った帰りに、枯木神社に寄りました。

枯木神社。

ちょっと哀愁漂う名前ですね。さらに写真が雨の中撮影したものなのでさらに哀愁が…(^^

でもここは香木の聖地ともいえる場所。日本書紀に登場する香木伝来の伝説が伝わる神社で、一度ちゃんとお参りしたいなと思っていた場所なんです。

道路を走っていると突然そこに現れる枯木神社。無人で駐車場もないし、鳥居と社があるだけの場所。

淡路島観光ガイドによると・・・

香木が初めて登場するのは日本書紀。推古天皇3年(595年)夏4月、沈水淡路島に漂えり・・・と記されています。推古天皇の時代に、この海岸に流れ着いた木片を何気なく住民が燃やしたところ、芳しい香りが漂ったので、慌てて火の中から引き上げ皇室に献上したと言われています。法隆寺の観音像はこの香木から彫り出されたものだと伝えられています。

香木(沈香木)は今も大切に、枯木神社のご神体として祀られています。

一見、なにもなーい!とがっかりしそうになりますが、ここにはちゃんと香木が祀られているんですよ。

でもさ、無人の場所にそんな歴史のある香木を置いといて良いんだろうか…

それはさておき、春の冷たい雨が降る日でしたが、手をあわせ、かおりと-kaorito-がうまくいくようにお祈りをしました。

ここにいくぞ!と決意していくような場所ではないかもしれませんが、香りにまつわる仕事をしている方は、なにかのついでに寄ってみてください♪

 

待ちに待った精油の試験抽出

ドライハーブから精油抽出できるのか?!

2月の頭に届いた、精油を抽出するための水蒸気蒸留装置。

予定していた材の入手が季節的に難しくちょっと放置していたのですが、先日思い立ってドライハーブを使って試験的に装置を稼働させてみました。

今回使用したのは、業務用スパイスとしてキロ単位で販売されているレモングラス。

袋を開けるとそれだけでよい香りがふわっと漂います。

でも、フレッシュハーブや精油とはちょっと違い、草っぽい香り。個人的にはこの香りも好きだけど、精油抽出は大丈夫かしら…と不安がよぎる。

採油量の目安に試験抽出に使われるドライハーブってラベンダーやローズマリーが多く、何社かの装置メーカーのデータを見てもドライのレモングラスって載ってないんですよね。

それならなぜレモングラスを選んだんだ?って話ですけど、好きなんです。レモングラスの香りが。笑

驚きの抽出結果

まぁ精油が無理でも芳香蒸留水は採れるだろう、と気軽に抽出スタート。

加熱開始から15分。突然ふわっと香りがしたと思ったら、見る見るうちに家中よい香りに包まれていきます。それだけでも幸せな気分になっちゃいます。

  • ドライレモングラス 500g
  • 加水3.3L(ドライハーブの為ちょっと多めに)

蒸留して出てきた蒸留水0.8L 、加熱開始から1時間経過で過熱をストップし、精油だけを分離したところ、10ml位の精油がちゃーんと抽出できました。

採油率2%。なかなか優秀♪

その後さらに加水して30分蒸留してみましたが、精油は採れず。

やっぱり装置の説明書に1時間って書いてあるのは正しいのね。

抽出した精油とフローラルウォーターはまだ草っぽい香りが残っていて、決してかぐわしいとは言えないのだけど、これを1週間程度寝かして香りが落ち着くとよい香りになるはず!

これからもしばらく蒸留熱がおさまりそうにありません。

ミントの日のアロマブレンド

今日は何の日?ミントの日!

3月10日

今日はミントの日なんですって!

「ミ(3)ント(10)」と読む語呂合わせからこの日になったようですが、お菓子やアイスクリームを販売しているクラシエフーズ株式会社(当時のカネボウフーズ株式会社)が2000年12月に制定したんだとか。

だから、3月10日はすっきりとした清涼感のあるミントをPRすることが目的。なんて商業的な…笑

クラシエフーズさんがどんなミントを販売しているかは置いといて、3月も中旬が近づくと、日中が暖かい日も少しずつ増えてきてちょっとウキウキするころ。

冬場はちょっと寒そうなイメージといって敬遠する方もいらっしゃるペパーミントですが、そろそろミント感たっぷりのブレンドも気持ちよいかもしれません。

ミントの日におすすめのアロマブレンドは○○にもおすすめ

そんな季節をイメージした気持ちもちょっと上がるおすすめのミントブレンドご紹介します。

  • ペパーミント
  • レモン
  • ローズマリーct.シネオール

朝香りをかぐと一日シャキッと過ごせますし、夕方もうひと踏ん張りが必要な時にも重宝します。

あれ?

この精油別のブレンドでも見たような…

そうです。このブレンドは花粉症対策にもばっちりな組み合わせ。

だってミントの日って花粉がたくさん飛んでいる季節ですもの。

抗ヒスタミン作用のある成分を含むペパーミントや免疫を整えるレモンで花粉症も吹き飛ばし、気持ちもシャキッと♪一石二鳥なブレンドです。