八代から届いた大きなお年玉

大きなお年玉が届くよ〜とご連絡くださったのは、1月3日放送のラヘラジで、晩白柚精油のお話をしてくださった、熊本県の八代商工会議所の池部さん。

なんと!!

今が旬の八代の特産品晩白柚を2個も送ってくださいました。
私が和精油ブログでうちにも届かないかなーなんて催促しちゃったから…笑

「路地物の晩白柚。見た目より中身は良いです!」
とメッセージが添えてありましたが、見た目も麗しい。

晩白柚って、本当に人の顔位の大きさなんですね。

精油より酸味の強い柑橘系の香り。

そして隙間には、美味しい晩白柚カクテルやソーダ割りが作れる晩白柚ペーストと、幸せな気分になれる晩白柚入浴剤まで!!

晩白柚は今が旬!
まずは香りを楽しんで、実を食べて楽しんで、皮はジャムにしよう。

本当にありがとうございます。

>晩白柚入浴剤や石鹸はこちらから購入可能

>白柚精油誕生秘話のラヘラジ放送はこちらから聞いていただけます

晩白柚風呂に入りたい方は日奈久温泉へ!

更年期予備軍なんて言わせない!

イライラするし、なんか体が重い。
朝起きるのがちょっと辛い。
そういえば、生理の周期も乱れてるかも。

仕事や育児でストレスがかかっているのかな…

と見逃すことなかれ。

一時期”美魔女”という言葉が流行ったように、最近は年齢を感じさせない方が増えています。
でも、外見の若さとは裏腹に、悲しいことに、私たちの体はしっかりと年を重ねています。

そして、なんと…
30代後半からの約10年は、いわば本格的な更年期に突入する前の”ゆらぎ”の時期。
30代後半なんて、まだまだ妊活真っただ中という現代。
なのに更年期突入前の”ゆらぎ”の時期だなんて衝撃的です。

更年期は、卵巣機能が衰えて女性ホルモンが急激に減少する時期で、1年以上月経が来ない”閉経”を挟んだ前後10年間のこと。
閉経して初めて、その前5年間くらいが「やっぱり更年期だったんだ…」と分かる訳ですね。

となると、日本人女性の閉経年齢は50歳前なので、30代後半からの10年が更年期に向かう”ゆらぎ”期間なことにも納得。
つまり、40歳の私は”ゆらぎ”真っ只中。

変化するホルモンバランスに体がついてゆかず、現れる不調。
イライラやだるさ、感情の起伏、むくみ…
PMSの場合は月経前に周期的に表れるけれど、これらが不規則に表れだしたら、”ゆらぎ”期間に投入したというサインかもしれません。
そして、その裏には、やっぱりホルモンバランスの乱れだけではなく、冒頭で書いたストレスや冷えが潜んでいるんです。
今までは影響を受けていなかった小さなストレスや、人の言葉が妙にザラザラ心にまとわりつく状態なのかもしれません。

変化するホルモンバランスそのものは仕方がないとして、イライラやだるさ、感情の起伏は温めることと、心にピタッと沿う香りを使うことでかなり楽になります。

静風荘病院(埼玉県新座市)女性内科・女性外来医師の天野先生によると

深部体温が上がると血流がよくなり、血管の内皮細胞から一酸化窒素(NO)が産生、それがさらに血流を促進させるとわかっている

また、近年の研究からは、

温めることで細胞を修復するヒートショックプロテインが増える、交感神経の緊張が和らぐ、リラックスできるなどの作用が報告されている

というデータもあるんです。

ラヘラのお客様は30代、40代の方が多いのですが、「ラヘラに通いだして、なんとなくもやっとしていた体調が楽になった」という方が多いんです。
やっぱり、温めるって大切なんだな。

アロマ(精油)も”ゆらぎ”の期間にバランスと整えるように寄り添ってくれるもの、”更年期”の期間に少し女性ホルモンを補うようなもの、いろいろなチョイスが可能。
そういえば、香りの好みが20代のころとは変わってきたような…

科学的なものに囲まれている現代社会。
自分の体と心をねぎらうにはやっぱり自然の恵みが一番!!

>温める+精油の力を使ったトリートメントはこちら
ホットストーンを使ったアロマトリートメントって温めること、香りを感じることに加えて、今しんどい体を物理的に緩めることができるからすごいよね。
いつもそう思います。

 

林業から和精油作りへ。そのきっかけと出会い:六月八日/久恒山林株式会社(大分県中津市)

大分にオープンした六月八日の和精油ショップへ

待ち合わせの日、大分県の中津駅まで迎えに来ていただき、ランチをごちそうになった後しばらく車を走らせ到着した、日本の精油ブランド六月八日の事務所(ご自宅の一角)とその敷地内にある直営店のショップ。

まずは、オープンしたばかりという直営店の中へ。

古くて懐かしい感じのする建物の中は、優しい樹の香りが漂っていました。キャンドルが揺れるアロマポットで炊かれているのは、六月八日の精油。歴史を感じる木のぬくもりのある建物のなかにそっと漂うからこそ、その香りの価値がさらに増すのだなと思える空間に、思わず出た言葉が「私、ここに住みたいです!」笑。

素敵な空間と香りにますますテンションが上がった状態の私ですが、きちんと取材をしなければなりません。

ショップを後にし、いよいよ事務所へ。

建物のどこを見ても、丁寧に建てられ、丁寧に使われてきたことがわかります。それもそのはず。六月八日の事務所兼精油抽出工場兼お住まいでもあるこの建物、重要文化財に指定されているんですって!

さて。

社名からもわかる通り、六月八日という日本の精油ブランドをプロデュースしているのは、林業を営む会社です。最近は六次産業化の流れから、林業家が精油作りをするパターンも増えています。でも、そのタイミングやきっかけは各社様々。

社長(写真左)曰く、「日本の農村地帯でできているもの(農作物、材木など)は良いものなのは間違いないが、それを世代を超えて伝えていくことができていないことが課題。」

久恒山林株式会社もその例外ではありませんでした。

リーマンショックと和精油

時はリーマンショックのころ。

それまでは林業オンリーでやっていたが、スギ・ヒノキが国内で使われず、林業をやる意味がなくなってしまいました。やればやるほど赤字。補助金を使っても赤字。なにか他の策を考えなければといろいろ取り組みをされました。

例えば、山の木々を木材として出すために機械を入れて大型化する取り組み。

それでも山には出荷できないものが50%ぐらい残ってしまいます。それを、木工作品にしたり、バイオマス燃料にしたり、精油にしたり。そういう取り組みの結果残っているのがアロマ事業なのです。

アロマセラピーとの出会いは、九重町の森林セラピーの記事。

スギ・ヒノキから精油が抽出できると知り、アロマセラピーは未知の世界だったので体験に行ったのがきっかけとなり、7年前に独自に精油の抽出をスタート。その後、産官学の補助金を受けるようになり、本格的にアロマ事業が始まりました。

家族で手仕事。愛情たっぷりの和精油

六月八日の精油作りは、母屋の台所で行われます。
台所といっても、普通の家のキッチンを想像することなかれ!

ここの台所は昔かまどがあったような広い場所。今は板張りになっていますが、その一角に10リットルの小さな窯を置くことからスタートしました。

今では40リットルのオリジナルにカスタマイズした窯を備え精油の抽出をしています。水蒸気蒸留に使用する水は浄水器を何度も通したきれいな水を使います。

蒸留するのは山から切り出した樹々。

今までは山に放置してしまっていたような物を大切に使っておられるそう。精油成分は切ったそばから揮発していくので、蒸留所の裏に置いているチッパーでチップにしたものを即蒸留しているのだとか。

これだけのスピード感で精油を作ることができるのは、自社の山の恵みを活用している強みですね。

そして、六月八日が特にこだわっているのが、トレーサビリティ。どこの山の何年生の木を蒸留したかをすべてWEB上で検索可能な状態にしています。ただし、ただ香りを楽しみたいお客様もおられるので、知りたい方が検索して全て閲覧できるようWEB上で仕組みを作っています。

専務の千容子さん曰く、「こういう情報をあまり強く押し出しすぎるといやらしくなるでしょう?でも、知りたい方には正しく伝わるようにしていかなかればならないと考えているんです。これからは、HPにも現場の声や様子をもっともっと反映したものにしていきたいです。」

お話される声のトーンやテンポも含め、私たちの命の源である山の恵みをいとおしく思い、そこから抽出される精油を愛していることが伝わってきます。

でも、六月八日は”精油だけ”を売りたいのではないのかもしれません。

「日本の林業が持続可能な取り組みになるように、山で樹々を育て、それを出荷するプロセスの中で生じるすべての恵みを、無駄なく活用していくための取り組みの一環がアロマ。」と社長がお話してくださったのですが、持続可能というのは、”林業が”ではないとおっしゃるのです。

林業家でありながら、林業を持続可能にしたいのではない、と語る社長。

その真意は…ラジオ放送で。

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精油抽出工場の見学に伺った和精油メーカー

六月八日(久恒山林株式会社)
871-0027
大分県中津市大字上宮永3番地1
TEL:0979-22-7944 / FAX:0979-22-2822
http://rokugatsuyohkanomori.jp/

久恒山林株式会社の皆さんは2018年2月7日、14日のラヘラジに登場です!

≫久恒山林株式会社の皆さんのラジオ音源を聞く

妊婦さんのアロマ:つわりの悩み

つわりっていつまで続くの?

妊娠を自覚するきっかけにもなる吐き気やむかつき。

つわりといわれる症状や辛さは人によって様々です。つわりは妊娠2か月ごろから始まり、個人差はありますが、ほとんどの人が妊娠4か月ごろには終わります。

はっきりとした原因はまだわかっていないようですが、自分(お母さん)にとって異物である胎児を受け入れるため、体が変化しているとも考えられます。

この時期は、赤ちゃんを授かった喜びとともに、変化する体に憂鬱になりがち。だからこそ、さわやかな香りで気分をリフレッシュしましょう。

妊娠初期は赤ちゃんの体がまだ出来上がっていない時期ですから、体に直接精油をつけることは避け、気分が良くなる香の精油で芳香浴をしたり、美味しいと感じるハーブティを取り入れてゆったりと過ごしてください。

つわりにおすすめのアロマ

おススメの精油は柑橘系やミント。

オレンジ・マンダリン・レモン・グレープフルーツ・ライム・ユズ・・・

柑橘系の精油だけでも選択肢は広がります。

アロマポットなど専用の器具が無くても大丈夫。

洗面器やカップに60度ぐらいのお湯を張り、そこに精油を2滴ほど垂らしたり、ストーンや松ぼっくりなどを小皿に乗せてそこのに精油を垂らすだけで、簡単に芳香浴が楽しめます。

また外出時はコットンや小さな布に精油を垂らしてカバンにそっと忍ばせたり、マスクにちょこっと香りをつけたり。
※マスクに使う時は直接肌につかないように注意。

ポイントはほんのり香る程度にすること。

つわりのころはアロマトリートメントはできませんが、香りで快適にお過ごしくださいね!

lahellaでは安定期に入る妊娠20週以降の方には全身のトリートメントが可能です。またフェイサルは12週からお受けいただけます。

≫マタニティコースの詳細はラヘラのHPから

ラヘラジ:1月3日(水)放送  八代商工会議所晩白柚アロマ事業部池部 重信 さん

今年初のラヘラジはまさに今が季節の晩白柚のアロマのお話。

1月3日(水)12:00~12:30 古山順子のラヘラジ
ゲスト:八代商工会議所晩白柚アロマ事業部 池部 重信 さん

↓視聴はこちら↓

 

商工会議所がアロマ!?と異色の事業形態に迷わず取材に伺った八代商工会議所。

そしてそこから少し車を走らせたところにある八代市にある日奈久温泉街。
地域の活性化のために、八代にしかない晩白柚をもっと知ってもらうために。

アツい池部さんのお話は、農産物を商業ベースに乗せる取り組みのヒントがたくさん!

まさに今は晩白柚の最盛期!
日奈久温泉では3月末まで晩白柚風呂が楽しめます。
また商工会議所のページから晩白柚アロマのグッズを買って楽しむのもオススメですよ♪

八代商工会議所のページ
日奈久温泉

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インターネットラジオfmGIG
古山順子のラヘラジ
毎週水曜日 昼12:00~12:30
http://www.fm-gig.net/smf/
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アロマの力で心も体も幸せに!
あなたの心に寄り添うセラピスト
古山順子
letter@lahella.jp
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