オープニング録音秘話1

コンセプトも決まり、番組名も決まり、次にするのは番組のフレーム作り。

候補曲をひたすら選び、オープニングに使えそうなもの、BGMになりそなもの…と振り分け作業。

「あ!ラヘラジ始まった♪」と分かって頂けるトークの台本を作り、いざ!初録音の日
そこにはまたもや試練が待ち受けていたのです。

ラジオをやると決め浮足立っていた私に降りかかった難題。

曲選び…

「好きな曲何曲か持ってきてね~。まずオープニングに使えそうなの候補しぼrかうら」この軽い一言が、番組のコンセプトとタイトル考えてきてね、以上にプレッシャー。

音楽活動をしているのに、普段ほとんど音楽を聴かない私にとって、これはまさに試練。笑

でもね、一生懸命やってると周りが助けてくれるんです。

番組をやると決めたすぐあと、「いい曲だから聞いてみて~」と友人から送られてきた一つのURL。何気にポチっと再生を押し、耳を傾けると…ぐいぐい心に入ってくる。

気づけば、自然と涙がこぼれていました。

今の私にぴったりの曲だ!!

この曲、使いたいなぁ…と思いながらも、1本勝負をするわけにもいかず、我が家の音源担当である夫を巻き込みながらひたすらCD再生、歌詞カードチェックの日々を送り、何とか約束の日までに候補曲を提出し、何度も書き直したオープニングトークの原稿とともに、いざスタジオへ!

オープニングに使えるかチェックをする、厳しいまなざしの西宮スタジオのオーナーまごちゃん。最終残った2つの候補曲を聴いた後、一番使いたい曲ではなく、他の候補曲を再生し「こっちにしたら?」とひとこと。

え・・・

それじゃいやだ。

直感的に感じでしまった私。

どうしても、あの曲が使いたい。ラヘラジのオープニングは、あの曲以外考えられない。

もう、私の中では勝手にその曲に決定していたので、心の中はプチパニック。

いくつもの番組をプロデュースしてきたまごちゃんが言うんやから従うべきやろ…

でも、私の番組やから、納得するまで作りこんだらいいって言ってくれたし…

でも、だけど、でも…

本当にやりたいことがある人を応援する番組なのに、私がやりたいことを曲げてどうする!

この間たぶん5秒くらいの葛藤。笑

「まごちゃん、私はやっぱり、もう一つの曲を使いたい」勇気を出して一言。

その結末は”その2”へ続く…