生理周期に合わせた精油選びって大切

これは脂肪?水分?

度重なる不摂生、年齢と共に重力に逆らえないカラダ・・・

そんな生活で身に着けた脂肪はボディラインの乱れの原因ですが、その他にも、私たち女性は、生理周期(女性ホルモン)の影響をたくさん受けています。

例えば脂肪太りではない方も、ひと月のうち半分は、
「むくみによって脚がパンパン、おなかがぽちゃぽちゃ・・・」
という辛さを抱えていてもおかしくありません。

私も何もせずに過ごすと、生理が近づくにつれ、ポッコリお腹になって、ズボンやスカートのウエストがきつくなります。

生理周期に合わせたケアでむくみ撃退

でも、あきらめてはいけません!!

生理周期のタイミングを味方につけたマッサージで、むくみは改善できます!

例えば、デトックス(=たまった水分を外に出す)やむくみを撃退するのに一番良いタイミングは、生理終わりかけから排卵まで。

この時期は体調も良く、積極的なケアをしても大丈夫だし、自覚症状としても体が軽い方が多いはず。

では、むくみがひどくなってくるのは排卵の後から月経までの間。

この期間のむくみやポチャポチャ感をどうにかしたい!とと思った貴女!

この時期は、体が水分をため込む必要がある時期なので、無理にデトックスや利尿作用の高い精油を使って水分を追い出すのはお勧めしません。

生理前のムクミは体を温め、めぐりを良くする精油を使うのがコツ。

例えば、柑橘系とか爽やかな樹木系とか。

具体的な精油選びはサロンの施術時にご相談ください。
ばっちりムクミを撃退するアロマのブレンドをチョイスさせて頂きます♪

自分で対処できる知識を身に着けたい!という方はメディカルアロマの講座もどうぞ。

アロマでできる”産後の抜け毛”対策

産後に髪の毛が抜けるのは、正常な反応

産後のママさんたちの悩みでとっても多いのが、抜け毛。

洗うたびに不安を感じるほどごっそり抜け、このままどうにかなってしまうんじゃないだろうか・・・と悩まれている方も多いようです。

でも、大丈夫。
産後に髪の毛が抜けるのは、身体が元の状態に戻ろうとしている証拠です。

とは言っても、不安が募る抜け毛。

その原因は、出産後の女性ホルモンの変化。

女性ホルモンには、排卵に向けて増えてゆくエストロゲン(卵胞ホルモン)と排卵を機に増えるプロゲステロン(黄体ホルモン)との2種類があります。

妊娠をしていない状態ではエストロゲンとプロゲステロンが2週間ごとに、排卵を境に増えたり減ったりしています。

ところが、妊娠すると、プロゲステロンの分泌量が大幅に増加します。

それもそのはず。
プロゲステロンは、妊娠状態を継続さるのにかかすことのできないホルモンだからです。

プロゲステロンの働きは、妊娠上体を継続させるだけでなく、毛髪の成長を促す力を持っており、このことが、産後の抜け毛と大きく関係しています。

実は、妊娠中に大幅に増えたプロゲステロンは、本来抜け落ちてしまうはずの髪を、そのまま成長させてしまいます。

そして、出産し、プロゲステロンが一気に減少すると、妊娠中に抜けずに成長していた毛髪が、抜け落ちます。

妊娠していなければとっくに抜けていたはずの毛髪が、ホルモンバランスが変わることによって一気に抜け落ちるのです。

だから、いつもより抜ける毛髪の量が増え、「ひどい抜け毛だ・・・」と感じてしまうのです。

産後の抜け毛におすすめのアロマ

このように、産後の抜け毛ホルモンバランスの変化によって起こりますが、母乳を与えることによる栄養不足、寝不足、ストレスなど様々な要素も無関係ではありません。

出産後は、妊娠中にも増して疲れが出やすい時期です。

そこで、産後の抜け毛を少しでも減らし、新しい毛髪が生えやすい環境を作る為にはアロマを使った頭皮ケアがおススメ!

ホルモンバランスを整えると同時に、育毛を助ける精油を使ったオイルで頭皮をやさしくマッサージしましょう。

おすすめのブレンドは…

  • イランイラン、オレンジスイート、ゼラニウム
  • ヒノキ(木部)、真正ラベンダー、クロモジ

一つ目は甘くすこしゴージャスな香り。気分も上がります。

また二つめのブレンドは落ち着いた香りでゆったり過ごしたい方に人気。

lahellaでは、キャリアオイル(ホホバ・スイートアーモンドなど)50mlボトルをお買い上げのお客様対象に、プラス500円でその場で自由に精油を選んでアロマオイルにして頂けるサービスをしています。

精油をボトルで買って帰っても使いこなせる自信がない・・・と言う方は、お気軽にご相談くださいね!

緑のにおいで深呼吸

緑のにおい

日差しの気持ちいい今日。

空気は冷たいけれど、外に出て空を見上げるととっても気持ちが良い!

私が深呼吸する時によく使っていたパイン。オウシュウアカマツの香り。
すがすがしくて、澄み渡るちょっと緑ががかった香り。

最近は、より緑の香りが強いの香りがするコウヤマキがお気に入り。

ところで、”緑のにおい”ってどんな香をイメージするんだろう?
私の中では、芝生とか草の葉っぱをちぎった時のちょっと青臭い香り。
この香りの成分はcis-3-hexenol。
 
これがこの精油に入っているか…は成分分析表に表記がないので不明なのだけど、未同定成分が多い精油なので、入ってると信じよう。

今日はコウヤマキにレモンを加えてさらにスッキリと仕上げました。

  • コウヤマキ精油(Sciadopitys verticillata)
  • レモン精油(Citrus limon)

コウヤマキ科は1属1種。

コウヤマキには同じ種とされる仲間がいない一匹狼のような存在。関西では高野山のコウヤマキが有名ですね。

神聖なものとつながっているコウヤマキの香りは心をスッキリ浄化してくれます。

レモンのシャープさが心地よい

深呼吸したとき、スーッと鼻に抜けるレモンの酸味のある香り。

日本産のレモン精油もあるけれど、水蒸気蒸留法のレモン精油はシャープさに欠けるから、シャキリしたい時は、やっぱり圧搾法。
皮をむいた時と同じ、ちょっと酸っぱい香りが心地よい。

週の真ん中。

外の冷気と精油で頭をシャキッとさせてエンジン再稼働!

 

冷たい雨の日のアロマ

冬の雨の日はちょっとアガる精油を

今日の大阪は雨の予報。
関東は大雪の予報。気を付けてお出かけください。

さて、冬の冷たい雨の一日は、少し気持ちを持ち上げてくれる香りを。

  • ユズ精油(Citrus junos)
  • ハッカ精油(Mentha vanadensis var.poperascens)

ほっこり優しい気持ちにしてくれる柚子の香り。

温州みかんの精油も捨てがたいのだけど、雨で副交感神経優位になりがちな日は、少し酸味のある柚子でシャキッと感を出してみよう。

ハッカの甘さを感じて

ほっこり優しいブレンドも良いのだけれど、最近お気に入りのハッカ精油は、結露してジメっとした部屋の空気をクリアにするイメージ。

さらに、雨の日は副交感神経優位になって、体も停滞気味になることが多いので、ミントの香りでちょっとアクティブに過ごせそう。

ミント系はスッキリのイメージが強いけれど、スッキリの後には何とも言えない甘さを感じるから、植物の香りって面白い。

今日は、サロンのアロマポットでこの香りをほのかに漂わせて1週間をスタートです。

 

急に寒くなった日のアロマ

冬の精油選びは温めと浄化がテーマ

週の前半はちょっと暖かくて、後半はまた寒い。

来週は大寒波がやってくるとか…

毎年のことだけど、インフルエンザも猛威を振るっていている時期のアロマ選びはシンプル。

  • ヒノキ精油/心材(Chamaecyparis obtusa)
  • ユーカリ・グロブルス精油(Eucariptus globulus)

日本人なら嫌いな人はいない!ヒノキ精油は優秀。

心材と葉部で成分も香りもガラッと違いますが、私は昔からなじみのある心材から抽出するヒノキの香りが好き。

心材から抽出されるヒノキ精油は、うっ滞除去(循環促進で温める)、免疫強壮、疲労回復が得意。

ユーカリを選んだ理由

普段ならユズ・オレンジの柑橘系やラベンダーをブレンドするけれど、今日はスッキリしたいからユーカリをプラス。

ユーカリ精油はその成分が風邪の時の塗り薬にもなるほどのパワーを持った精油。

殺菌・浄化・消毒がキーワードで、風邪やインフルエンザ、気管支炎に。
またそれに伴って肩こりや筋肉の嫌な痛みが出ている時にも使える精油。

私はいつも喉から風邪をひくので、この季節呼吸器のアロマケアは欠かせません。

今日はこの二つの精油を、ヒノキ多めでアロマバスに。

一日の終わり、のんびりお湯に浸かりながらたーっぷり深呼吸して、呼吸器も浄化を。