2019年の目標

2019年の目標は「一つのことを掘り下げる」

2019年になってあっという間に5日が経過。

仕事はスタートしているものの、まだ休みモードから抜けきらない感じ…早く打ち合わせやラジオ収録でいろんな方とワクワクしたい!

1週間くらい前に2018年を振り返り、「2019年は仕事7割、家のこと2割、音楽1割。ちょっと仕事モードにシフトして、未知なる領域に挑戦です。」などと書いたのですが、仕事をストップした数日間にいろいろ考え、2019年の目標を立てました。

2018年はどちらかというと、”できる事は何でもする!”というチャレンジの連続。

2019年は、なんでもモードから各分野の一つのことをしっかり掘り下げることを目標にします。

とことん日本産精油。和精油。日本のアロマ。

仕事で言えば、とことん日本産精油。

東京のイベントをきっかけにアロマセラピーに関わるいろんな分野のスペシャリストに出会い、彼女たちのSNSを見るたびに「私にはあれが足りない」「この分野も勉強したい」と実は12月は焦っていたのです。

もちろん、アロマセラピーに関わる以上、広くいろいろなことを知っておく必要はあるし、日本産精油だけでは叶えられないこともある。トリートメントの技術はもっと向上させたいし、精油を多方面から見る力をもっと鍛えたい。もっともっともっと!

そして、日本の精油生産者を訪問している方や行ってみたいという方にも出会い、嬉しい反面、「私じゃなきゃできないことって何?」って相当な焦りと不安に襲われていました。

冷静に考えたら、1年半で20カ所以上の精油生産者を訪問したのって私くらいだろうけど。笑

そんな時、ライティングでお世話になっている先生が、

「でも、それを自分のブランドとして発信しているのは古山さん以外にはいないでしょう。ラジオで放送してるのも古山さんだけ。古山さんには”かおりと”がある。」と言ってくださったのです。

ということで、2019年のアロマセラピーは、すべてのことを日本生まれの精油というフィルターを通してやっていく。そこを掘り下げる過程で必要なことは都度学べばいいやと思っています。

その他のとことんは…

そして、音楽に関していうと、”オーケストラのクラリネット奏者”という立場を掘り下げたいと思っています。

そして。もう一つの目標は自分のケアをきちんとすること。

これは昨年末にちょっとした油断で、肌も体も大変なことに…。いつも私の体を助けてれる凄腕鍼灸師の岩本君に助けを求め、年末と年始の2回ケアをしてもらい、やっぱりちゃんとケアせなあかん!と感じたのでした。

今日もわざわざ鍼とお灸をもって富田林から往診に来てくれたのですが、高野山から看護師さんが同行してくださったんです。

私の体のケアに、じゃないですよ。”かおりと”の香りをいろいろ試したいからって!

「WEBで買ってもよかったんだけど、香りをちゃんと確認したくて。行くって言うからついてきました♪」

って…高野山から豊中まで”かおりと”を手にするために来てくださるって感激です。冬限定の「ぬくもり」と「凛と燦と」を購入してくださいました。

そして、高野山で何かできないかという、岩本君とのかねてからの妄想を3人で語り、よもぎの話繋がりで沼島にいこうかなと思い…

しっかり日本の精油フィルターで見ている私なのでした。

2019年は「山の人」「樹のプロ」ではなく、「日本のアロマの人」と言われる写真をたくさんアップします。

”香り”と”音”

五感をフルで使う音と香り世界

香りと音のワークショップを開催しました。

小野八幡神社の精油がきっかけで、かおりとのファンになってくださったシンガーの西園さおりさん。

かおりとのブレンド精油を手に取り、この”香り”を”音・声”とコラボレーションさせたい。
と言ってくださったのがこのWS誕生のきっかけでした。

 

日常から少し離れ、香りと音に見よ湯種、全身がゆるむ癒しの世界を体験して欲しい。

周りを気にせず、自分の内側の世界だけに没頭して、本来の直感や感覚を研ぎ澄まして欲しい。

彼女の思いと”かおりと”のコンセプトがとても近く、感覚を大切にしたWSを開催することになったのです。

香りからよみがえる大切な思い出と気持ち

WS開催に選んだのは、土日で満月の日。11月23日に決定しました。

当日は6名の方が参加してくださったのですが、あえて自己紹介や参加目的などの共有は行わず、呼吸&発声からスタート。

実は、さおりさんとは直前の打ち合わせをしようと朝早くに集合したのに、骨子の確認をしただけで後は2か月間の近況報告をしただけ。笑

何となく、お互いにそれで大丈夫だと思えたんです。

※FBがテレコにタグ付けするくらい似ているといわれます。向かい合って話をしてると、自分たちでも”似てるよね~”ってなります。左私、右さおりさん。

 

さて。

発声をして少し体を緩めた後は照明を落とし、向き合って欲しい3つの気持ちにつながる、かおりとのブレンド精油3種類を、何も言わずに間を開けて順に体感していただきました。

香りを取り込むための、深く楽な呼吸を続けていただきながら、自由な姿勢で。歩き回ってもOK。席の移動もOK。

このWSは作詞作曲もご自身で行っているさおりさんが、香りからインスパイアした音をグランドピアノで奏でるという贅沢な空間で開催。グランドピアノの下で音の振動を楽しんだり。

 

WSの後半は、香りから感じたこと、気持ちの変化、浮かんだ情景を言葉にしてシェアする時間。

自分がとても大切にされていたことを思い出したり、懐かしい人との心の中で再会したり、これから先の新しい世界が見えたり。

こう書くと、スピっぽく感じるかもしれませんが、具体的なことを書いてしまうと、次回WSに参加する方の先入観になってしまうので、書きません。

 

感情が動き、自然と涙がこぼれる方もありました。自然と笑顔になる方もありました。

「今までアロマが好きで香りをかいでもこんなことなかったのに。日本の香りってすごく気持ちを動かすんやね。」

 

参加者がポロっとおっしゃった、この言葉がすべて。

日本の香りだからできること。

かおりとだからできること。

香り と 音

このWSも継続したいし、これからも香りを軸にいろいろなコト・モノ・オモイをつなげます。

 

 

銀色の香り

銀色の香り

今学びたいこと。

もっと伝わる話し方。もっと伝わる書き方。

今まで誰の手も借りなかったライティング。サロンもスクールも”かおり”とも全て自己流。

先月からライティングスキルを見直そうとマンツーマン指導を受けている先生が、偶然アロマセラピーが好きな方でした。

ィーツリーの香りを”銀色の香り”と表現する彼の感性に驚きを隠せませんでした。

だって、ティーツリーの仲間、フトモモ科のマートルの日本名は銀梅花。銀色の香りと呼ぶにふさわしい名前。

 

基準値と感覚値

日本で生まれ育ったものに重きをおく”かおりと”のコンセプトや、私の考え方にピタッと寄り添ってくださる先生。

「日本のものが日本人に一番しっくりくるのは間違いない。理屈ではないよね。」

この言葉に背中を押され、日本産精油講座の名前を変えることへのためらいが消えました。

実は、日本で育ったティーツリーの香りは、オーストラリア産のティーツリーとは大きく異なり、この銀梅花(マートル)の香りに似ているんです。

オーストラリア政府が定める”ティーツリー精油”の品質基準では、

テルピネン- 4 -オールの含有量は30%以上、1,8 – シネオールは15%以下と定められています。

日本産のそれは、この基準にははまらない。

でも、なんだかいとおしく心地よい香りと感じるのだから、日本産のティーツリー精油はそれでよいのだと思うのです。

 

 

 

不安と緊張をアロマでセルフケア

香りで緊張と恐怖を緩めて冷静に

昨日の朝の地震は予期せぬ規模で、様々な爪痕を残しているようです。大きな余震は起きていないもの、まだしばらくは油断できな状況です。

朝の大きな揺れ、そしてその後の余震のたび体に力が入り、気づけば方も背中もがちがち。気持ちは常に不安と緊張にさらされ、呼吸も浅くなっている自分に気が付きました。

こんな時はアロマの香りで少しでも気持ちをやわらげよう、冷静に動けるようにしようと、久しぶりに自分のためのアロマケアをしています。

心と体の緊張を緩めるアロマの組み合わせ

今日使っているのは、少し濃度を高めに作ったミツロウクリーム。ユズとユーカリ・グロブルスのブレンドです。樹木と柑橘の組み合わせは本当に気持ちが落ち着くのでお勧めです。

力が入っている背中や肩に少量を擦りこむように伸ばしてに使います。そして、隣にある小さな木のブロックは、かおりとで販売予定のアロマブロック。精油を1,2滴たらして手元に置くと自分の周りだけほんわりと香りが漂います。

いつもはアロマポットを使うのですが、余震などを考えると火や電気を使うものはなるべく避けたいですし、ガラスや陶器も地震の時は凶器になります。クリームやオイルなど体に香りを纏う方法、コットンボールや小さな木片など危険の少ないものを選んで香りでのケアを取り入れるのがポイントです。

今日は気持ちを落ち着けたいので、日本の樹木系の精油をチョイス。

ヒノキ、ヒバなど気持ちをホッとさせてくれる森の香りの精油は、どこか懐かしく気持ちが和らぎます。

イレギュラーが続き気持ちばかりが焦っている時や、焦燥感に襲われている時に初心に戻ってしっかりやっていくことをテーマに、商品化を決めたブレンド精油も、ヒノキ、ヒバに高野山のコウヤマキや柑橘系の精油をブレンドしたもの。

やはり、今のような、自分ではどうしようもないことへの不安や恐怖、焦りの状況には、日本の森の香りがピッタリなのだなと一人納得しています。

大阪をはじめ、関西では今日の夜から雨足が強まるようです。

備えあれば憂いなし。

物理的な備えも大切ですが、いざという時に冷静に動ける気持ちの準備を。広くみんなに無事を伝えたくなりますが、本当に大切な人とのコミュニケーションを大切に。

余震が落ち着いたら、心と身体をゆるめにラヘラにお越しくださいね。

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アロマ&ホットストーンlahella ラヘラ
560-0011 大阪府豊中市上野西2丁目14-27
ラヘラのホームページはこちら
06-7502-1730

7月から販売開始の日本産精油ブランド
【かおりと】のページはこちら

 

「名刺交換がワクワクする!」その理由は?

強くて優しいアロマの香り

少し前のこと。

名刺交換をさせていただいた女性(金融期間にお勤めのキャリアウーマン)から、「私をイメージした香りを作って欲しい!」とご依頼を頂きました。

私のアロマの活動の一つでもある、オンリーワンの香りのご提案。一人一人のイメージやご要望に合わせた、精油(エッセンシャルオイル)100%のブレンド精油作りをさせて頂きました。

この方、ほんっとうにステキな女性。

強くて。面倒見がよくて。頼りがいがあって。
それでいてしなやかで、女性らしく、ちょっと守ってあげたくなる。

その両方のバランスが絶妙なので、それを表現する香りを作って暮らせていただいたんです。

メインに使ったのは”大好き!”とおっしゃるユズ精油。

女性らしさはローズabs.やクロモジの華やかさで表現。強さはサンダルウッドやパチュリで表現。香りを選びながら、彼女の強さは懐の深さから来てるんだなと思いました。

アロマのおかげで名刺交換が楽しくなった!

手書きの色紙とともに、お手紙をくださいました。

そこに書いてあったメッセージ。

「名刺入れに忍ばせている香りカードは、においでも私の印象を良くしてくれていて、初めて出会う方との名刺交換がワクワクします」

そして、ほらこれ!と香りのついた名刺を手渡してくださいました。

自分の作った香りが誰かをワクワクさせることができることに、ワクワクします。これからも、精油の香りを使うのが当たり前の世の中になるように、天然の香りがもっともっと身近なものとして認識されるように、頑張ります♪