施術時の手の重さ
大切にしている施術チェック
先日行った、春先にデビューを控えたとある法人様のセラピストSさんの実技チェック。
モデルさんへの施術を見ていると、手順も施術個所も大きな問題がないのですが、ここで終わらないのがlahella流。
インストラクターの古山自らが施術を受け、細部までチェックを行います。
朝スクールに到着したSさんはいつになく緊張した表情。笑
どの生徒さんも「先生の体が一番緊張する…」とおっしゃいますが、ここをクリアすればお客様への施術時に緊張しなくなりますからね♪
施術時の手の重さと密着の関係
見ていて何も問題のなかったSさんの施術。
受けてみると大きな課題が見つかりました。
それは…手の重さ。
オイルを使ったアロマトリートメントで重要なのは”密着”なのですが、この”密着”を意識しすぎると、次は手を押し付けた重たい施術になってしまうんです。
その他、重たくなる原因はセラピストの体の使い方。体重移動。
重たい施術は、受け手を疲れさせます。
リラックスしていただくための施術が、ずっとギューッと押しつけられている感覚になってしまっては本末転倒。
でも、「重さをかけないようにしなきゃ」と変に意識すると、次はサワサワと密着のない状態になってしまうことが多いのです。
大切なのは、力を抜くこと。
寒い寒い、と自分の腕をさする時、密着はしているけれどぎゅうっと押し付けたり握ったりはしていないでしょう?
その手の動きをゆっくりにしてみたら…軽擦。
密着した軽擦がわからなくなったら、自分の体をそっとさすってみてくださいね。
大手スクールで学んだけれど独立が不安なセラピストさん、イチからセラピストデビューし開業したい方、すでにサロン経営中で新しい差別化の技術を身に着けたいセラピストさん。
lahellaではマンツーマンの実技指導でその夢をかなえるお手伝いをしています。
お気軽にご連絡くださいね!