”かおりと”でやること

かおりと

スピード感のある展開!

かおりと-kaorito-を立ち上げる!と宣言してから1か月弱。

  • こうんなことできる?
  • 紹介したい人がいるよ。
  • それちゃんと商品化できるよ!

と精油や香りにまつわる相談やアドバイス、チャンレンジできそうな嬉しいご紹介をたくさん頂いています。

発信するって本当に大切。

ロゴやHPができる前に、かおりと-kaorito-のお仕事が進んでいくスピード感にワクワク。

でも、あれこれお話を頂く中でちゃんと取捨選択しないと、かおりと-kaorito-じゃなくなってしまう…という不安もあるのです。

だから、何をやりたくてかおりと-kaorito-を立ち上げたのか。大きく3つのラインを走らせる予定なのでちょっと整理して書いてみようと思います。

かおりと-kaorito-でやること

「自分の心・気持ち」を大切にして、人間らしい感情のある生活を取り戻す。

これが、かおりと-kaorito-のテーマです。

香りは記憶や感情と結びついています。そして、記憶は物・場所・人…いろんなものとつながっています。

”リア充” ”インスタ映え” ”イイネ”

そんな華やかな世界もいいのかもしれないけれど、大切なのは本当の心。忘れてしまいがちな「自分の心・気持ち」を大切にしないと、人は壊れてしまいます。それを、香りでサポートしたいなと。

自然界の香りはいろいろなことを教えてくれます。そして、言葉にできない想いを伝えるアイテムになったり、”自分”を表現する手段にもなります。

そして私たちの奥深くに眠る遺伝子は、古くから日本にあった香りに反応して五感を刺激してくれるのです。

ということで、3つのライン。

日本産の精油を使った香りの展開

※日本産の精油:日本古来の植物(江戸時代までに日本にあった植物)から抽出される精油および日本で栽培されている植物から抽出される精油

日本各地の生産者さんを訪ね、自分の目と鼻で選んだ植物から抽出される精油を使います。その植物単体の香りではなく、ブレンドしたものを中心に展開します。

ブレンドするとね、香りの可能性がもっともっと広がって、感情とリンクするんです。これはサロンでのブレンドや講座でも実証済。

薬理作用から、心理作用から、そして伝承されているその植物の役割から、いろいろな気持ち・感情にフィットする、メッセージのあるブレンド精油を展開します。

日本の精油にこだわるのは、私たちが日本人だから。遺伝子レベルで私たちと共に過ごしてきた香りの方が、心にフィットするから。

古くから日本にあった香りを取り入れた展開

日本人だから、と書いたけれど、実は日本人にとってなじみのあるお線香やお香の香りは日本の植物から採れるわけではありません。このラインでは、日本産の精油を主体に、日本らしいと感じる香りをプラスした展開をします。

例えば、ビャクダン。これは日本では採れないけれど、日本人にはなじみの深い香り。

例えば、サクラ。桜から精油は抽出できないけれど、サクラの葉と同じ成分を含む精油、あるんです。サクラの香りをかぐと、春だなって思いますよね。

オンリーワン!オリジナルの香りの提案

これはlahellaでもひっそりやっていたのだけど、3つの展開があります。

一つは、今その人に必要な香りをつくるパーソナルな展開。香水の代わりに。名刺や手紙に香りを添えて。自分が安らげる寝室用の香りに。その時必要だと思うものを、日本の精油、海外の精油問わずに100種類くらいの中から調香、調合します。
先日、Mさんとやったのはコレ。意外な香りが心地よかった!なんてことはよくある話。

二つ目は、他のブランドとのコラボ。お店独自の香り作り。これはイイ匂いもそうだけど、○○の目的に合う精油というメディカルな視点からのブレンドもお任せあれ。もともとそこが本職ですから♪
この方向は、すでに美容室やショップからご依頼があり、lahellaでやっていたのをかおりと-kaorito-に移行し、正式なサービスにします。

そして3つ目。あなたの”思い出”を香りにしませんか?
精油抽出する機械を買いました。小さい装置なので大量にではなく、少量を抽出する目的のもの。

例えば、家を建てる時に出る端材。これから精油を抽出する。解体する想いでのある家。家を支えてくれたヒノキから精油を抽出する。思い出のある庭の木。やむを得ず伐採する時に精油を作る。田舎にたわわに実る柑橘の実。精油にして、それを使ったパーソナルなブレンド精油をつくる。

精油は保存状態が良ければ抽出後、3年、4年、5年と香りを閉じ込めておくことができます。数年経って香りをかいだ時、当時の記憶がよみがえるのです。

ワクワクしませんか?

もちろん樹種やその材の状態に盛りますが、新しい形の想いでの残し方、やりたいです。

かおりと

Posted by Koyama Junko