香木の聖地”枯木神社”

アロマセラピー(精油), その他

何もない?!いやあるって!

少し前、淡路島産のエッセンシャルオイルブランドsuu(スー)にラヘラジの取材で伺った帰りに、枯木神社に寄りました。

枯木神社。

ちょっと哀愁漂う名前ですね。さらに写真が雨の中撮影したものなのでさらに哀愁が…(^^

でもここは香木の聖地ともいえる場所。日本書紀に登場する香木伝来の伝説が伝わる神社で、一度ちゃんとお参りしたいなと思っていた場所なんです。

道路を走っていると突然そこに現れる枯木神社。無人で駐車場もないし、鳥居と社があるだけの場所。

淡路島観光ガイドによると・・・

香木が初めて登場するのは日本書紀。推古天皇3年(595年)夏4月、沈水淡路島に漂えり・・・と記されています。推古天皇の時代に、この海岸に流れ着いた木片を何気なく住民が燃やしたところ、芳しい香りが漂ったので、慌てて火の中から引き上げ皇室に献上したと言われています。法隆寺の観音像はこの香木から彫り出されたものだと伝えられています。

香木(沈香木)は今も大切に、枯木神社のご神体として祀られています。

一見、なにもなーい!とがっかりしそうになりますが、ここにはちゃんと香木が祀られているんですよ。

でもさ、無人の場所にそんな歴史のある香木を置いといて良いんだろうか…

それはさておき、春の冷たい雨が降る日でしたが、手をあわせ、かおりと-kaorito-がうまくいくようにお祈りをしました。

ここにいくぞ!と決意していくような場所ではないかもしれませんが、香りにまつわる仕事をしている方は、なにかのついでに寄ってみてください♪