がん疾患とアロマトリートメント

ラヘラ

lahellaはがんの方もお越しいただけるサロン

アロマの学校では、重篤な疾患の方や作用の強い薬を服用している方へのトリートメントは禁忌と習います。

でも、がんだからといってマッサージをすべきでないという研究結果はありません。
正しい知識と技術をもって、トリートメント(マッサージ)をする必要があると解釈しています。

私もかなり勉強をしました。

精油のことも、がんという病のことも。

がんに限らずその病気や症状の知識がないセラピストが、そういうお客様にトリートメントやセラピーを行うのは間違っているし、アロマセラピーの深い知識がない人が病気を抱えた方へのアロマトリートメントを行うものリスクが高いと思うのです。

例えばがんとひとくくりに行っても、女性ホルモンの影響を受けている乳がんとその他の内臓の癌、皮膚にできるメラノーマでは対応が違うのです。

ドクターが薬や治療方法を使い分けるように、我々セラピストも対応できなければと、思っています。

薬をやめてアロアだけで重大な病を治しましょうとは思わないし(もちろん、精油が大きな役割を担うこともあるけれど)、むしろ今飲んでいるお薬や治療の邪魔をしない精油をチョイスします。

例えば、抗がん剤治療をしているのに、解毒作用の強い精油を使うと、薬は基本体にとって毒なので薬の力を弱めてしまう可能性があったりします。

逆に、完治し予後経過観察中に抗がん剤の後遺症で悩んでいるときは薬を体から出すような精油のチョイスが有効かもしれません。

現在は乳がんの方やその予後の方がサロンに来られていますが、その他のがんで闘病中のかたも、一人ひとり相談しながら施術させていただきます。

一人の女性として…

闘病中にlahellaに来てくださっていたあるお客様の言葉が今でも心に残っています。

「こんな時でも、一人の女性としてサロンに来れることがうれしい。それを受け入れてくれることが幸せ。ここに来る、というのが今の生活の励みなんです。」

トリートメントを受けることで少しでも楽に過ごせる、治療に前向きに取り組める。その手助けになっていることが本当にうれしくて。

お問合せ頂けましたら、最大限のケアをさせて頂きたいと思っています。
状況によってはホスピス等への出張施術もしています。

lahellaの方針は、リスクとなりうることは避け、他の方法で代用するということ。

精油選びも、トリートメントもお客様が不安を感じる場合や、論文データなどでリスクの可能性が挙げられているものは使いません。

お問合せだけでも大丈夫。

個人情報に関する守秘義務は遵守いたします。

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ラヘラサロン

Posted by Koyama Junko